オニイタヤ

　ムクロジ科カエデ属 【オニイタヤ】、鬼板屋

　‘イタヤカエデ’の中で最も分布が広いとされる「オニイタヤ」・・
　これだろうとカメラを向けるがピンぼけばかりで、枝と葉の写真のみを掲げる。

　　

　　　裏面
　　脈上だけでなく全面に毛

　　　裏面（折り曲げて）

　　　葉柄上部　
　　2019.5.28　新潟市秋葉区で

ヤワラスゲ

　カヤツリグサ科スゲ属 【ヤワラスゲ】、柔菅

　果胞はパツパツと膨れて、嘴は急に細く尖る。某メーカーの加湿器を連想する。
　触った箇所から変色していくようである。

　　
　　2018.6.12　新潟市北区　福島潟で

　　

　　　果胞
　　果胞は大きく、長さ５～６㍉、幅2.5㍉くらい。

　　　未熟な果実
　　2019.5.25　新潟市西蒲区 　角田山麓で

ヤブスゲ

　カヤツリグサ科スゲ属 【ヤブスゲ】、藪菅

　道端に涼しげなスゲを見付けた。
　たぶん「ヤブスゲ」であろう。　気の毒に‘藪’とは・・

　
　　小穂の数は６～１０個くらい。葉幅は３㍉くらい。

　　
　　小穂の長さは７～１０㍉くらい。各小穂の基部に雄花？

　　　果胞と未熟な果実
　　2019.5.25　新潟市西蒲区　角田山麓で

エゾイタヤ

　ムクロジ科カエデ属 【エゾイタヤ】、蝦夷板屋

　‘イタヤカエデ’は総称でもある。少し調べてみようと思ったが、やはり難しい。
　取り敢えず「エゾイタヤ」とする。

　　

　　
　　ほとんど７裂葉。歯牙の出る葉もある。先は尾状に伸びる。裏面に光沢あり。

　　　主脈基部に毛叢

　　　葉柄上部に微毛
　　2019.5.25　新潟市西蒲区　角田山麓で

ガクウツギ

　アジサイ科アジサイ属 【ガクウツギ】、額空木

　園内を散歩していると強烈な香りに足が止まった。主を探すと本種であった。
　調べると関東以南とか東海以西とかの記述があり、新潟の野山ではお目にかかれないのかも知れない。

　　

　　
　　2019.5.19　新潟市秋葉区　県立植物園で