【根岸あやめ園】
新潟市南区山崎興野の根岸地域生活センター脇の20a(2反)の水田に、約五千株のアヤメ類(アヤメとハナショウブ)が植栽されて約20年(当初はハナショウブのみ)が経ちます。
庭や家庭菜園、お花畑をお持ちの方は、お分かりでしょうが、目的の植物を生育良好に保つためには、ライバル(いわゆる雑草)の生育量を抑えなければなりません。
つまり草取りです。手で抜いたり、小鎌で取ったり、(時には草刈り機で刈ったり、除草剤を使ったり、)あらゆる手段を講じます。
アヤメ類の場合は多年草であり、何年もその場で生育しますので、一年草のように春の播種前や秋の収穫後にトラクタ耕起や動散での除草剤散布で一気に解決すると言う訳には行きません。年間を通じて季節の雑草が次から次へと出てきます。
サボルとその後の作業がしづらくなり、と言うより一旦雑草に覆われると気分的に億劫になり、ヤケを起こし(放棄し)たりもします。
基本的には手で(鎌で)取ることになります。厄介で地味です。
このあやめ園は「水田転換畑」なので、水田雑草と畑雑草の両方が出てきます。一部ヶ所には抑草対策に防草シートや黒ポリマルチも併用しています。
なお、本年は例年より早い開花の見込みで、アヤメは5月初めから、ハナショウブは6月初めから開花予定です。
さぞや綺麗に咲くことでしょう。
2021.4.23 現在の様子 ほぼ完璧です。
2021.3.25 一ヶ月前 昨年末の株刈りすら終えていません。
2020.5.4 約1年前の様子 苦戦してました。
以上3枚 新潟市南区山崎興野 【根岸あやめ園】で
2021.4.23 阿賀野市 【瓢湖あやめ園】で 奥に10人ほどの草取り部隊がいます。頑張ってねぇ~
2021.4.23 新発田市 【五十公野公園あやめ園】で 改植しているようです。
2021.4.24 三条市 【しらさぎ森林公園あやめ園】で 周辺整備の人達がいますが、あやめ園には作業者はまだいません。雑草が伸び始めたところもあるようです。これからですね。