ヒトツメカギバ

　カギバガ科カギバガ亜科 【ヒトツメカギバ】

　ネットで検索したら出てきた名前。漢字をあてると「一つ目鉤羽」であろうか？
　カラムシの葉の上でじっとしていた。

　山地・平地に広く分布。幼虫の食草はミズキの葉、葉を綴り合わせてその中に住むそうである。そう言えば見たことがあるかも・・

　　
　　2021.9.26　新潟市秋葉区で

ルコウソウ

　ヒルガオ科サツマイモ属 【ルコウソウ】、縷紅草

　お隣さんに数年前からこの時期に咲いている。
　縷は細い糸のことで、葉が糸状に裂けて、紅花の色を咲かせることからついた名前だそうである。

　　

　　
　　ルコウソウ　2021.9.15　新潟市南区　隣家で

　　

　　
　　マルバルコウ(ソウ)　2021.9.14　長岡市で

フクオウソウ

　キク科フクオウソウ属 【フクオウソウ】、福王草

　林下の道脇に見たことのない花が咲いていた。葉っぱはコウモリソウの仲間、花はアキノノゲシの仲間という感じ。
　調べると、「フクオウソウ」と言う花である。
　風雨に叩かれて色が抜けたかと思ったがそうではない。派手さが無く、渋いと言うか神秘的ですらある。

　福王山は三重県北端部の標高598ｍの鈴鹿山系の山。全山杉の美林に覆われ、福王神社がある。う～ん、行ってみたくなった。

　　

　　
　　2021.9.9　笹ヶ峰夢見平で

フユイチゴ

　バラ科キイチゴ属 【フユイチゴ】、冬苺

　こちらは（コバノフユイチゴとは異なり）、花が終わったばかりで、実はこれから11～１月に赤く熟すそうである。
　葉はコバより一回り大きく、浅く５裂する。（が、私にはミヤマやアイノコなどとの区別は良く分からない。）

　　

　　
　　（最後の花の白い花弁が落ちきる寸前）
　　2021.9.3　五泉市で

ヒメナミキ

　シソ科タツナミソウ属 【ヒメナミキ】、姫浪来

　割合日当たりの良い湿地に群生していた。庭の鉢から逃げ出したような雰囲気のかわいい花である。
　花冠は小さくて、形も模様もボテッとした感じで、他のタツナミソウのような浪が立ち上がる勇ましさは感じられない。

　　

　　

　　
　　2021.9.9　妙高市　いもり池で