お正月の休みの間に、小さな時間を集めてようやく一冊本を読んだ。
図書館から借りてきていた本で、重松清著『きみの友だち』
小学校4年生の時に交通事故で左足が不自由になった恵美、彼女を中心に10の話、そして最後の1話は数十年後、懐かしい面々が集う場面となっている。
毎年、年賀状を書きながら、読みながら、友達って何だろうとふと思う。
学校を卒業しても、一生続いていく他人との関わり。
そのなにかが、ぼんやり薄っすら心に灯る気がした。
この作品は昨年映画化されたらしいが、映画ではどんな感じだっただろう。
観たかった。