久々に中山七里著の本を読む。
空いた時間に少しずつと思っていたが、短期間で読めた。
さすが!一気に夢中で読ませる作家さんだなぁと思った。
夏の旅で飯山線のある駅で降りた時の事、深沢七郎著「楢山節考」の記事を見た。
貧しい村では、70歳になると家族に背負われて山に捨てられるという話。
長野から松本への篠ノ井線に乗っていた時「姨捨駅」があり、ここはもしや?と思った。
「姨捨駅」は急こう配でスイッチバックで電車が停まるようなところ、駅のホームから
見下ろす棚田や長野盆地(善光寺平)は、日本三大車窓の一つに数えられる所である。
そんなこんなで旅を続け、新潟駅の電車待ちで入った本屋で、ついにこの本と出合った。
2025年には、国民の5人に一人が75才以上になり大きな問題を抱えている。
今や100歳まで長生きされる方も珍しくない時代、有る命は大切に生きなければ。
最近読んだ本。
金原ひとみ 著 「腹を空かせた勇者ども」
月曜日は図書館が休みなんだよね、、今日は残念。
最近の読書は車の中もあり。
出勤時の時間調整で車待機の数分間も、読書に充てている。
今日は仕事休みの日。
日中35℃の予報だったので、買い物をして図書館に避難した。
久々の図書館で、読みたい本二冊見っけ、急遽借りた。
橘ケンチ 著 「パーマネント・ブルー」
真下みこと 著 「わたしの結び目」
借りていた本の期限が過ぎたので、今日は延長をしてきた。
これから、きっと読む、多分読む、読むに決まっている。
井上荒野 著 「僕の女をさがしているんだ」
新刊コーナーをぶらっと眺めていたら、おっ、新刊出てる!!
中山七里 著 「殺戮の狂詩曲」
あの、御子柴弁護士シリーズじゃん。
矢樹 純 著 「不知火判事の比類なき被告人質問」
今、法廷が舞台のドラマが多いと思う。
「イチケイのカラス」映画は観てないがドラマは観ていた。
起訴された裁判の「有罪率99.9%」とか言われる今の日本の司法にあって、
異端の裁判官の活躍は観ていても読んでいても面白いと思う。
左陪席不知火判事の緻密で丹念な調査に基づく裁判、
こんな判事が実際にいて謎の事件も解決して欲しいと思う。
新海誠 著 「秒速5センチメートル」を読んだ。
これはアニメでも放映されていて、私はどちらも観たけれど
本はストーリーが詳しく載っていて、アニメだけの方にはお薦め。
千早 茜 著 「しろがねの葉」
読書歴には載せてなかったが、昨年11月に借りて読んでいた。
直木賞受賞 おめでとうございます。
家から逃げ、夜目が利くと言われる少女ウメが途中で山師に拾われ
銀山で暮らし始め、幾多の困難や災難を乗り越えてしぶとく生きて行く話。
いつも読む千早茜氏の本とは雰囲気が違って、目から鱗だった作品。
昨年借りていた本を返しに、今年初の図書館。
本を返して新刊コーナーを覗いていたら、なんと!!
読みたいと思っていた本が、そっとそこにあった。
ラッキーな始まりだ。
山本文緒著 「無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記」
図書館では、雑誌類を数冊ソファに座って目を通す。
料理とか本関係とか旅とか暮らしとかの本。
自分では買わないので図書館で読ませてもらう。
コーナーの一角に福袋があった。
図書館員の方が選んだ本が二冊入っていて、貸し出される仕組み。
ヤングとかキッズとか一般とか年齢の分類もあり、中身も色々。
私は、これを選んでみた。
入っていた本は、こちら。
自分では選ばなそうな本だけど、読んでみるか。
昨年亡くなられた山本文緒著「自転しながら公転する」を読んだ。
島清恋愛文学賞、中央公論文芸賞を受賞した超大作。
続いて、遺作と言われる「ばにらさま」
もう一冊、
58歳で余命宣告を受けた著者の闘病日記「無人島のふたり」を読みたい。
図書館で探そう。