バンクーバーオリンピックが開幕して、毎日テレビが面白い。
4年に一度のオリンピックだから、観る方も4年目の感動で気持ちも踊る。
開会式には、つい見入ってしまった。
これから繰り広げられるメダル争いには、目が離せない。
メダル獲得はならずとも、そこに至るまでの道のりに思いを馳せ、こちらも感動に包まれるのだ。
オリンピックがなければ、我が家の土日のテレビの定番は、旅番組である。
旅番組もまた、つい見入ってしまうのだなぁ。。
芸能人が電車やバスを乗り継いで宿にたどり着き、温泉に入り、豪華な食事に舌鼓を打つ。
それを、口あんぐりに眺めては、いいなぁ。。。。行ってみたいなぁ。。。と思うのだ。
先日は、18切符で何人かのリレー方式で日本縦断をしていたっけ。
忘れかけていたローカル線の旅にまた出たくなってしまった。
連続番組を見ることは稀なのだが、唯一、毎日楽しみにしていたのがアニメ「フランダースの犬」
それが、実は今日最終回だったのだ。
30分足らずの番組だが、孫と一緒になって毎日観ていた。
「フランダースの犬」の最後は、悲しすぎる。
無垢な心の子ども達、周りの、一握りの大人たちの心の貧しさや醜さによる意地悪。
親のいないネロは、育ての親祖父が死んだ後とても辛く悲しい日々を過ごさねばならなかった。
そのネロに、いつも励まし優しくしたアロア、その後どんな女性に育ったのだろうか。
親友のジョルジュやポールは、その後どんな青年になったのかな。
たかがアニメだけれど、幸薄い運命のネロの最後の悲しさに、心がザワザワ揺れている。