ウルトラセブン 21話
「海底基地を追え」
オンデマンドTVでは
ビデオ→ジャンル→キッズ/特撮→ウルトラセブン#21
ウルトラシリーズ、特に
セブンで色濃く現れている反戦、反武装の思想が
強烈に出ている。
沈没した戦艦大和が日本本土に向けて砲撃を行う
という痛烈なアイロニー。
ウルトラマンの頃から、怪獣をやっつけるなら
最初からスペシウム光線を浴びせたり
アイ・スラッガーを使えばいいじゃん、という疑問が
つきまとうわけだが、実はその答えがここにある。
ウルトラマンにしろセブンにしろ
「宇宙人」という生身の「人(?)」であって
ロボットでもなければ「兵器」でもない。
だから最初は「人力」で解決しようとする。
最初から必殺光線を使ってしまえば
彼らは単なる兵器に堕し、
戦争に明け暮れる人間と
変わりなくなってしまう、ということだ。
武器は武器を呼び、破壊はさらに大きな破壊を招く。
「戦艦大和」は日本人にとって戦い抜くこと、勝つこと、
ある意味で希望の象徴ですらある。
その「戦艦大和」に人間の醜態を語らせたのは
単に、そういう時代だったから、というわけではないだろう。
今さらながら、制作陣の「骨太」に感心させられる。
セブンにはカラータイマーがない。
時間を切る、ということは最終兵器の使用を
正当化する最も有効な手段だ。
それを否定するところにセブンの本質がある。
子供の頃のオレに、それを理解しろといっても
ムリだよなあ・・・
「海底基地を追え」
オンデマンドTVでは
ビデオ→ジャンル→キッズ/特撮→ウルトラセブン#21
ウルトラシリーズ、特に
セブンで色濃く現れている反戦、反武装の思想が
強烈に出ている。
沈没した戦艦大和が日本本土に向けて砲撃を行う
という痛烈なアイロニー。
ウルトラマンの頃から、怪獣をやっつけるなら
最初からスペシウム光線を浴びせたり
アイ・スラッガーを使えばいいじゃん、という疑問が
つきまとうわけだが、実はその答えがここにある。
ウルトラマンにしろセブンにしろ
「宇宙人」という生身の「人(?)」であって
ロボットでもなければ「兵器」でもない。
だから最初は「人力」で解決しようとする。
最初から必殺光線を使ってしまえば
彼らは単なる兵器に堕し、
戦争に明け暮れる人間と
変わりなくなってしまう、ということだ。
武器は武器を呼び、破壊はさらに大きな破壊を招く。
「戦艦大和」は日本人にとって戦い抜くこと、勝つこと、
ある意味で希望の象徴ですらある。
その「戦艦大和」に人間の醜態を語らせたのは
単に、そういう時代だったから、というわけではないだろう。
今さらながら、制作陣の「骨太」に感心させられる。
セブンにはカラータイマーがない。
時間を切る、ということは最終兵器の使用を
正当化する最も有効な手段だ。
それを否定するところにセブンの本質がある。
子供の頃のオレに、それを理解しろといっても
ムリだよなあ・・・
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