鉱山資料館にに展示されていた坑道の一部の模型を見て、改めてびっくり。黒い筋は鉱脈です。それを追うように細い穴を掘り進め、アリの巣状に広がっているのです!そんな坑道内を見て驚いた後、坑道入口横にある山上階段を上って行くと露天掘り跡を見ることができました。中だけでなく、外にも鉱脈が現れていたんです。その鉱脈を見つけると、そこから地中へ掘り進んで採掘したのだとか。 切り立った山肌を登るんだから、外からだって甘くはなさそう。
歴史ある生野銀山、古くは807年に銀が出たと伝えられています。織田信長・豊臣秀吉の直轄時代を経て徳川幕府の財政を支え、明治には政府直管となったのち、皇室財産を経て三菱に払い下げられます。その間、採掘の近代化が図られますが、資源減少で1973年に閉山。坑道の総延長は350km以上、深さは880mの深部にまで達したとか。
最も栄えたとされる生野銀山、馬車が行き交い人も多く賑やかだったことでしょう。
2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行