ポケットの中で映画を温めて

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キム・ギドク監督、死去の報

2020年12月12日 | 目次・キム・ギドク作品
キム・ギドク監督が昨日11日、新型コロナウイルス感染症によりラトビアで亡くなったという。

思えば、『サマリア』(2004年)が上映された時に新聞記事で知り、初めてキム・ギドクの作品を観た。
そして、その斬新な作風に魅了され、それ以後、旧作を含め1本の未公開作品を除いて、今年公開の『人間の時間』(2018年)までの22本の監督作品はすべて観た。
中には首を傾げたくなるような作品もあったが、大半は強烈なインパクトを与える作品群だった。

まだ59歳だというのに、今後、もう新作が作成されることがないと考えると残念で仕方ない。
これもひとつの運命かと思うと諦めるしかない。
それにしても、もったいない話である。
合掌
コメント
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