初めてオンライン試写会に当選したので、早速観てみた。
題名は、『シチリア・サマー』(ジュゼッペ・フィオレッロ監督、2022年)。
1982年、初夏の日差しが降りそそぐイタリア・シチリア島。
バイク同士でぶつかり、気絶して息もできなくなった17歳のジャンニに駆け寄ったのは、16歳のニーノ。
育ちも性格もまるで異なる2人は一瞬で惹かれあい、友情は瞬く間に激しい恋へと変化していく。
2人で打ち上げた花火、飛び込んだ冷たい泉、秘密の約束。
だが、そんなかけがえのない時間は、ある日突然終わることに──。
(公式サイトより)
観た後で感じたのは、甘い同性愛の感じを受ける公式サイトのストーリーの違和感。
実際の内容は、ニーノの家族絡みの話であり、片やジャンニの家庭の内情。
そこの辺りが十分に描かれている上での、ゲイであるジャンニに対する周囲にいる若者たちや世間の反応。
そんなジャンニと偶然知り合ったニーノ。
新しい仕事を求めるジャンニとそれに関わるニーノの、二人の心の交流。
だから決して、公式サイトのストーリーにあるような、あからさまな感じの関係ではなく、秘めたままの友情以上の心情と言ったところ。
最近は同性愛者に関する作品もたくさん作られるし、世の中もまだまだと言え、その事に以前より理解が進むようになってきた。
だから、この作品も主人公であるニーノとジャンニに対して肯定的な作りとなっている。
ところが公式サイトでは、“2人の美しい少年が死んだ──。”と、おっぴらげに披露しているから、これは作品に対するルール違反でないかと思う。
そのことがわかるのは、映画が終わってからの字幕である。
そして実際にあった話ということも。
そのことは本来書いてはいけないと思うけれど、公式サイトがバラしているから、まぁいいかとも思う。
いずれにしても、作品としてはよく出来ていて一気に観れたけど、最後の字幕にあった二人の死に至る実情が知りたいと、心残りもした。
題名は、『シチリア・サマー』(ジュゼッペ・フィオレッロ監督、2022年)。
1982年、初夏の日差しが降りそそぐイタリア・シチリア島。
バイク同士でぶつかり、気絶して息もできなくなった17歳のジャンニに駆け寄ったのは、16歳のニーノ。
育ちも性格もまるで異なる2人は一瞬で惹かれあい、友情は瞬く間に激しい恋へと変化していく。
2人で打ち上げた花火、飛び込んだ冷たい泉、秘密の約束。
だが、そんなかけがえのない時間は、ある日突然終わることに──。
(公式サイトより)
観た後で感じたのは、甘い同性愛の感じを受ける公式サイトのストーリーの違和感。
実際の内容は、ニーノの家族絡みの話であり、片やジャンニの家庭の内情。
そこの辺りが十分に描かれている上での、ゲイであるジャンニに対する周囲にいる若者たちや世間の反応。
そんなジャンニと偶然知り合ったニーノ。
新しい仕事を求めるジャンニとそれに関わるニーノの、二人の心の交流。
だから決して、公式サイトのストーリーにあるような、あからさまな感じの関係ではなく、秘めたままの友情以上の心情と言ったところ。
最近は同性愛者に関する作品もたくさん作られるし、世の中もまだまだと言え、その事に以前より理解が進むようになってきた。
だから、この作品も主人公であるニーノとジャンニに対して肯定的な作りとなっている。
ところが公式サイトでは、“2人の美しい少年が死んだ──。”と、おっぴらげに披露しているから、これは作品に対するルール違反でないかと思う。
そのことがわかるのは、映画が終わってからの字幕である。
そして実際にあった話ということも。
そのことは本来書いてはいけないと思うけれど、公式サイトがバラしているから、まぁいいかとも思う。
いずれにしても、作品としてはよく出来ていて一気に観れたけど、最後の字幕にあった二人の死に至る実情が知りたいと、心残りもした。