それが一番の問題

概要は後からついてくる

プロフェッショナル 仕事の流儀 鮨職人 小野二郎の仕事

2009年06月21日 | 映画
プロフェッショナル 仕事の流儀 修行は、一生終わらない 鮨(すし)職人 小野二郎の仕事 [DVD]

NHKエンタープライズ

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7歳からずっと働きづめ。引退して遊びたいとは思わないそうだ。
仕事に没頭してきて、遊ぶということが良くわからないのかも知れない。

話すときは、意外な程に物腰が低い。

鮨以外の世界でも成功する人だと思う。
「自分に合った仕事などない」と言う。
自分を仕事に合わせるか、仕事を自分に合った形でやるしかないと。

その通りだと思う。

それにしても、手先が不器用な人とは想像もしてみなかった。
折り詰めは今でも上手に包めないらしい。

僕が一番感心したのは、理想の辞めの話。
仕事をまっとうするということは、二郎さんが理想とする辞め方ができることだと思う。

それまでは、没頭すること。
これが職人には必要なんだね。

そして、人生を振り返る時に多少なりとも充実感を得るためにも。
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小説作法ABC 島田 雅彦

2009年06月21日 | 
小説作法ABC (新潮選書)
島田 雅彦
新潮社

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僕は島田雅彦さんのファンなので、この方が小説作法を書いたのならば
例えはずれたって良いと思って手に取ったが、良い意味で裏切れた。

大変内容が濃いと思う。そして実用的。
実際のエクササイズの記されているし、、、誰が見てくれるのか知らないけど。

個人的には、技術や文学のあり方よりも、「創作意欲の由来するところ」と
番外編の「私の経験に即して」におもしろ味を感じた。

何度も読み返すか、じーーっくりと読まないとモノにならない本だと思う。

もう一度読もう。
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プロフェッショナル 仕事の流儀 装丁家 鈴木成一の仕事

2009年06月21日 | 映画
プロフェッショナル 仕事の流儀 装丁家 鈴木成一の仕事 誇りは自分で創(つく)り出す [DVD]

NHKエンタープライズ

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鈴木成一さんに似た人を知っている。
彼は、鈴木さんのように仕事のスタイルを貫けない。
どの世界でも、金を貰う側が自分の主張を貫くのは並大抵ではない。
他に仕事が行ってしまうから。

鈴木さんは、「頼まれるから、やる」と言う。
他でも良いなら、他で頼め、、、と。
そう言える程の実績を持つデザイナー、、、。

僕のようなビジュアルセンスがない人間には理解できないレベルの力だね。
僕にとって、装丁はただ印象に残る/残らない、或いは、好き/嫌いだけだから。

無意識には作用しているだろうけど。
プロはそこをつついてくるんだな。

感受性を磨けば、世の中はもっとおもしろく、パワフルに見えるはず。
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