それが一番の問題

概要は後からついてくる

苦役列車 西村賢太

2012年01月13日 | 小説
苦役列車
クリエーター情報なし
新潮社


文章が平成のものとは思えない。
氏が敬愛する藤澤清造などの時代の雰囲気だろうか。
僕は好き。


著者は嫌がるだろうが、貫多の気持ちはわかる気がする。
多くの人がそう思うからこそ、芥川賞に輝いたのだろうか。

一方で、主人公に対する理解の目的で書かれた小説ではないと思う。
書くと言うことは、排泄行為のように、著者にとっては避けられないものなのだと思う。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドラゴンへの道 | TOP | Dr.スランプ 文庫 全9巻 完結... »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 小説