goo blog サービス終了のお知らせ 

それが一番の問題

概要は後からついてくる

インドで考えたこと 堀田善衛

2011年04月03日 | 
インドで考えたこと (岩波新書)
クリエーター情報なし
岩波書店


宮崎駿が好きだと言っていた作家、堀田善衛。

インドでの作家会議に参加した経験から、日本と比較する新しい対象ができて、そこから文明について考えている。

漱石が書いた文明化の副作用について触れ、さらに近代以前の日本と現代日本の間での流れの断絶についての述べている。
良くわかる。

西洋社会を模範にしつづける限り、日本には必ず空虚さ、劣等感がつきまとう。
かといって、古来日本が文化を輸入してきた中国、韓国が手本になる時代でもない。

日本は、自分の足で立つ時が来たのだ、と考えさせられた。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 図解仕事人 | TOP | ラルフ・ローレン物語 »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries |