それが一番の問題

概要は後からついてくる

未来の記憶は蘭のなかで作られる 星野智幸

2015年12月31日 | 
未来の記憶は蘭のなかで作られる
クリエーター情報なし
岩波書店


He is one of favorite novelists alive.

「耳の眼鏡」という見方は、秀逸。膝を打った。
メヒコへの旅も良かった。

ただ、時事ネタを絡ませてるエッセイにしては、古すぎる。
著者のattitudeは、書いた時期から変わっていないのだろうけど。

海外から日本を見る視点がある人の意見は好きだ。共感できる。
星野さんはラテン・アメリカの文学の影響が強い。
この地域のは神話的に感じる。

最新の現代を最古の物語である神話のフレームで書く。
日本人には少しとっつきにくいかも知れないけど、
翻訳して世界中で読まれる方がよっぽど価値があると思う。
もちろん、日本でも素養がある人に読まれるし。

小説も読みたいけど、まとまった時間がない、、、。
それよりも、心に余裕がない、、、。

見直さなければ、いろいろと。

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