万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4020 越の海の3731

2021年07月01日 | 万葉短歌

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万葉短歌4020 越の海の3731

越の海の 信濃の浜を 行き暮らし
長き春日も 忘れて思へや  大伴家持

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□こしのうみの しなののはまを ゆきくらし
  ながきはるひも わすれておもへや
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第131首。第2句割注に、「浜名也」。左注に、「右四首天平廿年春正月廿九日大伴宿祢家持」。天平20年1月29日は、西暦748年3月3日ごろ(依拠本注)。
【訓注】信濃の浜(しなののはま=信濃乃波麻)[「奈呉海浜と奈呉入江との間の海岸、すなわち新湊市放生津(ほうじょうづ)〔現・射水市放生津町〕あたりの海浜・・・(・・・)」]。
【2021年07月01日】2010年11月01開設から 3894日
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