万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4039 音のみに3749

2021年07月19日 | 万葉短歌

2021-0719-man4039
万葉短歌4039 音のみに3749

音のみに 聞きて目に見ぬ 布勢の浦を
見ずは上らじ 年は経ぬとも  田辺福麻呂

3749     万葉短歌4039 ShuI372 2021-0719-man4039

□おとのみに ききてめにみぬ ふせのうらを
  みずはのぼらじ としはへぬとも
○田辺福麻呂(たなべの さきまろ)=06-1048歌注参照。
【編者注】巻18(4032~4138、百七首)の第8首。
【訓注】音(おと=於等)。目(め)。布勢の浦(ふせのうら=布勢能宇良)。上らじ(のぼらじ=能保良自)[「福麻呂が帰京を間近にしている・・・」]。年(とし=等之)。