2021-0718-man4038
万葉短歌4038 玉櫛笥3748
玉櫛笥 いつしか明けむ 布勢の海の
浦を行きつつ 玉も拾はむ 田辺福麻呂
3748 万葉短歌4038 ShuI372 2021-0718-man4038
□たまくしげ いつしかあけむ ふせのうみの
うらをゆきつつ たまもひろはむ
○田辺福麻呂(たなべの さきまろ)=06-1048歌注参照。
【編者注】巻18(4032~4138、百七首)の第7首。4042左注に、「右五首田辺史福麻呂」。
【訓注】玉櫛笥(たまくしげ=多麻久之気)。布勢の海(ふせのうみ=布勢能宇美)。浦(うら=宇良)。玉(たま=多麻)。