愛犬ランとシニアライフ

リタイア後初めての室内犬白いトイプードルココと暮らし今はココの娘ランと過ごすシニアライフを書いています。

日本ジオパーク男鹿半島・大潟大会に参加して

2017-10-29 21:34:28 | 地域のこと

今年の全国大会は東北で開催されました。基本講演のキッチン火山学はとても身近な講演でした。

分科会は「海の崖からジオサイトの保全を考える」です。安田海岸の波で渡れない場所は梯子を持参して渡してくれました。植物化石 や、石炭になりかけた亜炭層を見ることができます。

屛風ヶ浦のたくさんある火山灰層も年代とそれぞれがどこから飛んできたとかいうと興味がわくのではと思いました。

長い海岸は漂流物でいっぱいです。これらは波で行ったり来たりしているうちにマイクロプラスチックとして魚の体内に取り込まれるそうです。オランダの高校生は海洋ゴミを吸い取って回収するシステムを考案したそうです。

鳥取砂丘では除草作業で人が沢山入る事が動物の巣にも影響を与えるということや観光のラクダ乗りも中止の方向とか、保全と景観を守るという事は難しい問題で自然に任せるという意見もありました。屛風ヶ浦では保全は先送りしないで考えなければと毎日思っていますが。

その後バスで回った寒風山の草原と夕焼けに心を癒され、翌日入道岬見学の後小さな漁船で奇岩をぬうように回ります。ゴジラ岩は以外に小さかったけど北の大地を満喫できおもてなしを感じるツアーでした

東北は私にとって家族で毎年行っていた第2の故郷です。秋田の帰りは昔行った五能線や仏が浦にもう一度行きたいと思いましたが一日で回れないので五能線だけにしました。

五能線は「リゾートしらかみ」として秋田~青森まで147Kの内、80K余りは車窓から日本海沿いに走ります。カラフルにデザインされた車内では人形芝居や三味線のイベントや展望室、カウンターとあり絶景がみられる場所では電車はゆっくりとスピードを落とします。

記憶にある五能線はもっと海岸すれすれに走っていた気がしましたが樹木が伸びたためでしょうかかっての感動はありませんでした。

しかし今回の男鹿半島.大潟大会は東北を満喫した大会でした。


観光案内で

2017-09-30 18:46:09 | 地域のこと

今日の観光案内は文学碑と犬吠崎灯台、犬岩、屛風ヶ浦でした。

私にとって竹下夢二碑の案内は何年ぶりでしょうか。

私が松原に行けばきっとあなたも来てくれると思ったから、あなたの家からよく見える道をば静かに歩いた。あとから来てくれればいいとどんなに願ったことか。松原に行ったが絵なんか描けるものか。じっとしていられない。立ったりしゃがんだりしていた。

待って待って待った。松の影が砂の上にひかれた。灯台が赤く光った。

そして小松の中から日が暮れてきた。静かにあなたが小松の中から出てきた。私の方に歩んでおじぎをした

これは夢二日記の一部です。君ヶ浜の松原の中でひたすらに恋人のカタさんを待つ絵のような情景を思い浮かべながらこの一節を紹介して皆さんで宵待ち草を合唱しました。

続いて国木田独歩碑ですが前回ガイドした友人が今の子供たちは独歩って知らないんでびっくりしましたといいました。童謡も最近は歌われていないとか。童謡の歌詞は今は理解できない時代になりふと口ずさむ童謡の情景に心を癒されるのはもう遠い話なのでしょうか。

夕焼けを見て山のお寺の鐘・・・ と思わず口ずさみながら孫には意味を解説しながら歌うのかなと思いおかしさと寂しさを感じます 。


軽トラ市で

2017-07-23 02:46:55 | 地域のこと

毎月第4日曜日に開催される銚子の軽トラ市、毎月テーマがあり今月はポルトガルワインと銚子磯蠣祭りです。

http://www.choshikanko.com/archive/tokushu/keitoraichi/ 

かってはこの界隈は銚子銀座通りとしてまた観音様の門前町として通りにあった百貨店はクリスマスには押すな押すなで賑わい観音境内のお釈迦様には甘茶をかける人であふれていましたが今はそのことを知る人も少なくなりました。

寂れていく商店街に活気を与えようと皆さんでいろいろなイベントを行い遠くから来てくださるお客さんもあります。

私はこの数年蠣の販売を手伝っています。初めて参加したときはこれから蠣をむいてと言われてびっくりしましたがそこはなれた男性がむいて炭で蒸し焼きにします。蠣300個は1時間半で完売しました。

お客様が絶えないので試食する余裕はなかったのですが今年は最後に大きな蠣をいただきました。海のミルクといいますが濃いミルクのように口の中で溶けていきます。

8月はハワイアン祭りです。

 

 

 


研修生との交流会

2017-07-17 02:43:50 | 地域のこと

毎年夏になると地元の大学では外国の研修生との交流会が行われます。今日はアメリカ、ブラジルからの学生たちとの送別会、今まではカフェマリーナでしたが今年は一山でホストファミリーも一緒です。

私たち留学生支援の会は15日、例年のように午後から浴衣を用意し盆踊りを学生さんと踊ります。夕方からは地元の学生達の作った数種類のメニューから選んだ料理の食材探しにイオンに買い物に行くようです。

私たちCIS留学生支援の会で3日間かけて作った折り紙のお土産は昨年まではしおりを作りましたが今年は折り紙で作った鶴の箸置きや扇子等にしました。

浴衣は一人づつ写真を撮って最終日の今日のお別れの日に渡しました。皆さんとても似合います。英語が話せなくとも日本語を少しわかる学生たちもいるので会話は弾みますが何といっても英語が話せるといいですね。

 

 


アカテガニの孵卵

2017-07-12 05:41:36 | 地域のこと

2年前、満月のころ屛風ヶ浦でカニが海に卵を離しに行くのを見た話をしたらジオパークの会員からぜひ機会があったら見たいというので大学の先生と夜のマリーナに行きました。

満月は9日でした。今年は遊歩道に見るアカテガニの数が少ないので気になって2日間日没のころ見にきましたが月が出るころはカニも動き出していました。

カニは屛風ヶ浦の上の崖から満潮のころ降りてきます。友人は巣のある崖の上に上りたかった様ですが夕方なので上りませんでした。

足元には崖からブロックの間をぬぐってカニが遊歩道を横切り打ち寄せる波の近さを確かめるように海に向かっていきます。私たちがライトを向けようが逃げることもせず自分が波にさらわれないような位置で足を踏ん張って抱えた卵を放します。

卵がかえってくるのは数パーセントだそうです。見ていて愛おしいささえ感じます。

自然は知るほど神秘に満ちて面白いです。 

 


再び沖縄に涙して

2017-07-06 22:12:20 | 地域のこと

宅急便が届きました。先日故人に送ったお返しでした。

開封して真っ先に飛び込んだのは琉球新報の新聞でした。私の沖縄は半世紀前に外国旅行したくても長い休暇をとれないので思い立ったのが当時まだ外国だった沖縄でした。どこで沖縄の新聞に「どなたか泊めてください」と投稿した記事がきっかけでした。荷物の合間に何枚も入っていた沖縄の新聞はまだ終わらない基地の沖縄でいっぱいでした。

送られた品物は故人となった友人が昔何度か送ってきたものと同じようなもので思わず涙が出ました。お礼の電話に出た娘さんの声も故人そっくりでまた涙があふれます。久しぶりの涙をふきながら心の中で私の青春も終わったとつぶやきました。


選挙が終わって

2017-04-24 23:22:34 | 地域のこと

4月の市長選が終わりました。

もしかしたらの願いもむなしく今回は落選しました。ちょうど4年前に700票の差で当時のn市長が敗れた時程の喪失感は今回はありませんでした。友人はやるだけのことはやったからといって別れました。

私達が30代のころから市のことを考えていたグループの一人が銚子に大学を誘致できたらいいね!と言っていた言葉にそんなことは夢かと思っていたことがn市長により大学が出来ました。

大学は市民に地域資源の素晴らしさを教えてくれてました。イオンが開店し、ジオパークが生まれシニア等にも銚子を知り学ぶ機会ができ、考えてもいなかった大地と人とのかかわりを知る機会を与えてくれた。

n市長にはもう一期、郷土のかじ取りをしてほしいと思いましたが残念でした。

ただ市長選間際になって突然市長の立候補を辞めた市議会議長のk氏は現市長の決起集会の前日、現市長と協定を結んだと市長が紹介、握手を交わしていたのは異様に映りました。前回の市長選の時もそうだったがどう見ても勝算はないのに何のための立候補だったのかこれが市議会の議長なのかあまりあきれない私でもあきれてしまいました。

私の選挙運動は今回は娘の引っ越しと重なり少ししか協力できなかったがまた一期、市長になってほしかったけど民意とはこんなものかなと・・・覚めざるを得ません。

再選した市長さん多くの市議の応援を受けたようですが流されずに頑張ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


千葉ポートタワーに

2017-03-20 22:17:31 | 地域のこと

3月1日~31日迄市民団体の情報発信の一つとして千葉ポートタワーの1階で銚子ジオパークと旭市の復興町づくり市民活動とコラボした展示会がありました。

旭市側は3.11の津波からの復興の紹介、銚子側は過去と未来の津波対策を展示の一部に盛りこみ銚子ジオサイト等の紹介です。

私は展示をまだ見ていなかったので行ってみました。 

写真はこの企画を担当した伊藤さんです。


 


ジオパーク学習支援

2017-01-17 21:07:05 | 地域のこと

今年も「ふるさとの再発見」と地理の教科書にものってる「銚子の土地の成り立ちと変化」の学習のまとめとして市内の小学校13校の6年生の地層を学ぶ学習支援事業が始まりました。

銚子ジオパーク推進協議会と市民の会が協力して12月から始まり2月まで屛風ヶ浦、犬岩で行われます。

推進協議会の専門員が屛風ヶ浦の看板の前で屏風のミニチュアを見せながら屏風ケ浦名前のいわれ、昨年国の名勝・天然記念物に指定されたこと、江戸時代から3社参りのあと利根川遊覧して来る終点が銚子であり庶民の楽しみだったこと等の説明をします。

遊歩道を歩き地層のでき方や目で見た地層を写生しその違いを、用意した砂をさわり指で確かめます。その後10人1組くらいに分かれ遊歩道を歩きながら市民の会の会員が説明し最後に学んだことの問題の答え合わせをして犬岩に向かいます。

 

犬岩では義経伝説と屏風が浦とは違うプレートの動きによって運ばれてきた岩石を触ってその硬さに触れてみます。

今回の学習会はとても寒いときですが 市内に住んでいても初めて訪れたという生徒も沢山いました。まだ2月まで続きますが暖かくなるといいですね。

屛風ヶ浦の崖と犬岩の成り立ちや歴史を学んだことは子供たちに故郷の再発見と何かを与えたと思います。

 


ジオサイトの清掃で

2016-11-20 21:08:33 | 地域のこと

 

毎月第3日曜日は市民の会のジオサイトの清掃日です。ナルクの方や市民や市外からも参加しています。今日は暖かくその後のジオサイトの見学会にもたくさんの方がきました。

ゴミ拾いで思うのは捨てるということに無関心な人が多いことです。

大きな窓ガラス2枚も捨てられ破片が砕かれ砂浜に散っています。

 以前薄暗くなった海岸で犬のランが足に釣り糸が絡まり鳴いているので抱きかかえると釣り針も刺さっていました。

小さなプラスチックはまた波に戻され魚が飲み込んでは大変とできる限り拾います。先日の報道ではプラスチックは太陽で粉々になり海の中で小魚から人の中にも入りその小さなごみの周りには有毒成分ができるとか報道していました。恐ろしいです。

 

 マリーナの丘の芝生がきれいに刈られて気持ちがいいです。

犬を散歩していると「きれいにしてね」と声をかけられました。犬の落とし物のことです。数回、他犬の落とし物をビニール袋でとりましたが冷たくて嫌なものです。

犬仲間だけではなく知らない方が愛犬家に声をかけてくださると効果があると思います。