道路をはさんだ右側の岩も残されていた礫岩です
掘り起こされた海鹿島礫岩という記事を2月22日のブログに書きましたが保存してほしいとの願いもむなしく駐車場への工事が着々と進んでいます。
今まで市役所や博物館や地学関係の方が見えて調査したり写真を撮ったりしていましたが工事を止めることができません。その岩は穴を掘って葬られるそうです。
所有者にとってはなんでもないことでも道路で切られていた1億3千万年前の礫岩が銚子歴史を語るように工事によってよみがえってきたのです。子供たちにとっても生きている地層ですね。
銚子電鉄の犬吠駅から降りてすぐの道路が今から1億3千万年前を想像させてくれます。
銚子ジオパーク推進市民の会のHPで海鹿島礫岩と黒生チャートの露頭として載せています。
工事で削られ駐車場になればその歴史も葬むられてしまいます。誰にも止められない工事に歯がゆさを感じます。