昨日お湯がでなかった民宿ですが朝はお湯が出ました。食事もよかったです。
朝9時、ガイドの今井さんが車で迎えに来ました。銚子で講演したときと変わらぬ元気はつらつです。コースはお任せです。始めに兵庫県香美町香住の海の文化館でジオパークの説明を受けました。
香住は松葉蟹や但馬牛をはじめ海・山の食の宝庫です。但馬牛は棚田で鍬を引いていた黒毛和牛種を繁殖し肥沃地に行って松坂牛や神戸牛になるそうです。
続いて香住湾の遊覧船は天候と人数に恵まれ出航できました。ベテラン女性船長の見事なガイドと奇岩の連続に目を見張ります。さすが世界ジオパークです。
さて船を降りてから近くにある2千万年前の湖底に残された像の足跡化石&流痕化石を探し当てます。
香住はカニが名物なので昼食はカニドンにしました。
午後は柱状の節理(岩石の割れ目)で知られる玄武洞の見学です。玄武岩の名前のいわれの場所だそうです。まだジオパークという言葉もなかった頃岩手県の場所は忘れましたが川を挟んでみた見事な板状の節理を思い出しました。玄武洞でも専門のガイドが説明しましたがその先の青龍洞は美しいの一言でした。
今日の最後はコウノトリ公園です。餌付けの時間に合わせてコウノトリの郷公園へ案内してくださいました。
国の特別天然記念物であるコウノトリは、かつては日本中に広く生息・繁殖していましたが、昭和46年に野生下では姿を消し、昭和40年にコウノトリの日本での最後の生息地となった但馬地域・豊岡市で人工飼育を開始し、文化庁の援助と、地域住民の協力を得ながら、長年にわたりコウノトリの保護・増殖・野生化に努めて今は100羽くらいになり千葉県でも2羽、目撃されてるそうです。
一日ジオサイトを案内してくださった今井さんと別れ特急こうのとり号で西宮に向かいます。
娘の家で3人で宿泊。布団が1組しかないので私はソファに友人たちはごろ寝という感じでしたが眠れましたでしょうか。
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