チャレンジする私のために

自分の人生...
夢で終わらせるか、チャレンジしてみるか...
ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

アドリブとの向き合い

2023-12-01 | 音楽
先日、YouTubeでいただいたコメントにお返事を書いていて、私自身に大きな気付きがあったので、「アドリブ」について書いて残しておこうと思う。

最初は弾けなくて「どうしたら弾ける様になるのだろう?」と思っていたし、ほぼ独学、かなり我流で向き合って来た。

時を経て、いまその経緯を違う視点から見る機会を与えられて、ヨガや人生の学びと繋がって来た。


アドリブを弾くには
「先入観を外す事が必要」

↑コレ。
何気なく出て来た言葉だったけど、衝撃で我ながら驚いた!
(これについては、いつか別の機会で書こうと思う)

私のピアノ&アドリブとの向き合い方を時系列に書いてみると…

①クラシックで楽譜通りに弾く
これが基礎。ピアノを弾く上での当たり前。

②JAZZでアドリブが弾けなくてつまづく
「楽譜が無い🟰当たり前が通じない、異次元」
自由に弾く世界に行きたい気持ちはあるけれど、自由に弾く方法が分からない、自信がない、勇気がない

③アドリブが書いてある楽譜を見ながら弾く
楽譜がある事で安心感はある。ただ、人のアドリブだから自分でしっくり来ない。弾きにくい。弾けない。
色んな人のアドリブをさまよい続ける。
最終的に、楽譜を見ながら弾くのは、目指している自由な世界ではなく制限のある世界の延長でしかないと言う結論に辿り着く。

④③をフェイクしたり、少し変えたりして弾く
少しずつ自分を表現する訓練。
楽譜とは違う事を弾いても大丈夫だと言う事に慣れていく。

⑤自分で考えたオリジナルのアドリブを書いて弾く
フェイクより、自分を表現する比重を増やしていく。カッコ良く弾きたいと言うエゴが出て来るので、それなりに凝ったメロディーになるが、それなりに時間がかかる。
そして、やっぱり「楽譜を見ながら弾く」からは脱却出来ない

⑥コードとスケールの関係性を学ぶ
やはり理論は避けて通れない事を痛感し、コードの分析。2-5-1を紐解く所から。
コードトーンやスケールの関係性を知る事で、アドリブする時に使う音やパターンを何となく理解する。
シンプルな音使いで良いので、即興で弾く事に慣れていく

⑦コードだけでとにかく弾く
コードを見たら、何でも良いから反射的に何か弾く練習。正解、不正解は無い。
簡単に思えるが「楽譜通りに弾かなくてはいけない」と言う経験がある為に、この壁を取っ払うのが、とても怖くて難しい事だと感じる。

⑧壁を越えていく
勇気を出す。
そもそも怖いと感じるのは何故なのか?

⑨自分の世界を表現する
壁を越えてみたら、自分を表現する自由を得られる。自由で楽しい世界にいる感覚に出逢う。

⑩探求する
どこまで行っても終わりは無い。
無限の可能性がある。


以上、私の場合を書いてみた。
これはあくまで私の学び。
向き合い方や道は人それぞれ。
それぞれに学びや気付きがあるのではないかなと思う。

私自身、とっても腑に落ちる気付きに繋がった✨
ナマステ🙏

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