チャレンジする私のために

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ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

恩師の訃報

2023-05-23 | Weblog
最近、やたらと街中で救急車を見かけるなと思っていた。
仕事に向かう途中、家の近く、旅先でも。
見ないにしても、連日の様にサイレンの音を耳にする。

さすがに何かありそうな、起こりそうな、そんな予感が…
でも、それが何か分からない。
気のせいなのかな。

今朝早く、中学時代の担任の先生の訃報が届いた。知らせてくれたのは、3つ下のブラスの後輩🎺。関東を拠点にミュージシャンとして活躍している。
その彼女にとっても担任の先生だった。

4年前に福岡でLIVEした時に来て下さり、先生を囲んで数人の仲間うちで同窓会の様に集える事が出来た。
今思うと、あの時、あの時間を取れて良かった…✨

昨日がお通夜で今日が葬儀だと言う事も知れたけれど、福岡まで行く事も出来ない。
せめて想いを託そうと、福岡にいる仲間に連絡してみたら、皆んなその事実を知らなかったので連絡して良かった。

実は、先生は昨日が誕生日だった。
それを知ったのは、4年前に会えた時だったのだけど、教員になった仲間のひとりKが、毎年お誕生日に先生宅にお祝いに行っていると知り、とても感動した。
私は先生に直接連絡はしないにしても、以来この時期になると「あぁ、もう直ぐ先生のお誕生日だ。」「今年もKがお祝い行っているんだろうな」と気にはかけていた。

Kは一昨日先生と連絡が取れなかったけれど、例年通りお祝いには伺ったのだそう。
でも会えなかったと…。
だから訃報を伝えた時も本当にまさか…と言う感じだった。
私も救急車に反応するたび、先生の事を思わないでは無かったけれど、でもまさか…だった🚑

葬儀から帰って来たUからメッセージが届いた。
「安らぎ顔だった。棺を抱きしめて皆んなの分まで感謝を伝えて来た」と。
これを読んで初めて涙が溢れて来た😭
Uは柔道部で鎖骨を骨折した事があり、それがキッカケで整体師になった。
独立開業した時には、先生がオープン前から並んで一番目の患者さんになったと、そんな話も4年前に聞いていた。

4年前まで長く途絶えていた繋がり。
そこに、1度灯りをともしていたからこその今日と言う日。

この4年間全く連絡を取り合ったりもしていなかったけど、毎日同じ教室で過ごしていた時間は「揺るぎない信頼と繋がり」を授けてくれていたんだなぁと思う。

それがあまりにあたたかかった事に気付き、今だからこその感情と繋がる。
素敵なご縁の元、思春期を過ごせていた自分の人生。既に愛はあった事に改めて感謝。
先生ありがとうございました🌈🙏


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