夏涼しい家は冬寒い！？

　１０年間住み慣れた信州を離れ山梨に移住して９か月。
私たち親子の最大の心配は
山梨の夏の暑さでした。

　しかし、猛暑と言われた今年の夏も
風通しのよい場所に家があることと
２階の天井が高かったので
思っていたよりはしのぎやすい感じでした。

　そして冬になり、
日の出ととともに日の当たる居間は
天気の良い日の日中は、暖房をつけなくても
過ごせるほどの温かさ
燃料費高騰の昨今、これは本当に助かります。

　しかし、ここへ来て気がついたことがあります。
山梨にしては、夏、過ごしやすかった２階の部屋が
寒いのです。
　二階の踊り場は屋根が高く吹き抜け状態になっており
日も当たらないところなので日中でも温度があがりません。
夜になるとそのまま温度は下がりつづけ
しかも吹き抜けの天井には窓があります。
もちろんしめてありますが、これがあきらかに
風が吹いてくる方角に向いています。

　高い家賃の割には安普請の借家は
新築であるにも関わらずサッシがまともにしまらなかったりします。
なので寝ていても隙間風がどこからともなく吹き込んできて
寒いです。
　この寒さは信州の家でもなかったよ
というくらい夜中寒いです。
　そう、信州の家はさすがに寒冷地仕様になっていて
サッシは２重サッシでした。
部屋自体も密閉性が高かったです。

　う～ん
山梨は日本一を競うほどの暑い土地柄ですから、
夏涼しい家を作らないと過ごしづらいのでしょうけど…
その分、冬は寒い家の造りになっているということでしょうか…