以前、NHKのSONGSという番組で
竹内まりやさんが
樹齢2000年とも言われる北杜市の山高神代桜の木に
寄り添って歌っていた…ということを記事にしました。
そのときに、桜の木には本来近寄れないはずだから
合成映像だったのかも?と思ったのですが
合成ではなかったみたい…
今日の読売新聞の県内版のに
その件について記事が載っていました。
竹内まりやさんの映像は2007年に撮影されたものですが
(私が見たのは以前放送の特集版だったので…)
今年の4月にもライトアップされた夜桜をバックに
桑田圭祐さんが歌うシーンが放送されたということで
放送を見た人たちから
木は弱ってい近くに入れないはずなのに…
木の樹勢に影響を与える可能性があることは
許可するべきではない
などと言った抗議が、管理する北杜市に寄せられたそうです。
この抗議を受けて、市側は
「樹木医や学術研究者以外は柵内にはいることを認めない」
という内規を策定したそうです。
が・・・、今頃になってですか?
桜の木を柵で囲った時点で、そういうことはしっかり決めて
例外があってはいけなかったと思いますケド。
もちろん桜の木も生き物です。
どんなに大事にしてもいつか枯れるときはくるでしょう。
でも、2000年にも及ぶ年月を耐え
今なお、春には美しい花を咲かせる神代桜を
人間のエゴで枯れさせてはいけないですよね。
桑田さんの映像を流したフジテレビでは
「正当な手続きをして行ったことなので、
コメントは控えたい」
ということでしたが、
撮影前の時点でちょっと考えればそれが、
良いことか悪いことかは誰か判断がついたはずです。
私たち一人一人が、気をつけなければいけないこと
だと思いました。