障害年金社労士 吉野千賀 ブログ

障害年金など社労士の仕事を通して感じたこと、知って為になること、面白いことをよしの社労士事務所の代表吉野千賀が綴ります!

中小企業のBCP 首都直下地震4年以内に70%の確率

2012-01-23 | 社労士の労務管理
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

寒~い週末でしたね。寒いとなぜか甘いものが食べたくなり、チョコドーナツを3つも大人買いしました。むか~し、板チョコパンというのがどこにでも売っていて大好きでした。そのなごりです。みなさんはいかがお過ごしですか?

読売新聞の記事に目がとまりました。

首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生する」との試算を東京大学地震研究所がまとめた、とのこと。

私は社労士になる前は、外資系の企業で長年リスク管理の仕事をしていました。みなさまのお役に立てるならと、今日はBCPの話です。

BCP(事業継続計画)は、かなり早い段階で策定しました。その時に設定した最大リスクは「首都直下地震」で、その際の発生確率は「30年以内に70%程度」でした。

東日本大震災によって地震活動が活発になり、発生確率は同じでも「4年以内」とリスクは高まっているとのこと。

近い将来に直面する問題として、企業はその規模に限らず何らかの対策を立てておく必要性があるようです。

すでにBCPを策定している企業は、再度、現実的な計画に見直し を行ってください。

見直しのポイントは、

1 対策チームの人選 <トップに万一のことがあったら、誰が担うのか> 
2 重要業務の再確認 <変化に対応できているか、重要業務は絞ってあるか>
3 実施練習 <少なくとも社員の安否確認体制は整えておく、重要業務を行うための要員確保、サプライチェーンの見直し>

BCPは分厚いファイルがどこかのロッカーにしまってあるのでは役に立ちません。
末端のアルバイトでも、自分がどうすればいいいのかわかるように、A4かA3一枚に緊急時のフォロー体制を作成して、パウチして(水に濡れても大丈夫なように)全員かグループごとに配っておくこと。

パウチする内容は、「地震時の対応」バージョンと、「会社の事業継続計画」バージョン。

初期費用や毎月のコストはかかりますが、衛星電話は用意しておくこと

衛星電話は掛け方が難しいので、緊急時連絡先を表にまとめて衛星電話と一緒に置いておく、電池のチェックをする、月に一度は衛星電話を取り出して掛けてみる(衛星電話は建物の影だとつながりにくいので、広い場所などつながりやすい場所を探しておく)などの準備が必要です。


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See you tomorrow!

Chika Yoshino
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