1月10日、成田駅より表参道へ向かう交差点で目を奪われました。

自生しているものではありませんが、
北総の地も寒さが増しているのに、元気に咲いています。

この交差点には、薬師堂もあります。

薬師堂に対面して、俳人三橋鷹女の像もあります。

鷹女の俳句
ひるがほに電流かよひゐはせぬか 『向日葵』
この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 『魚の鰭』
薄紅葉恋人ならば烏帽子で来 『魚の鰭』
老いながら椿となつて踊りけり 『白骨』
枯蔦となり一木を捕縛せり 『羊歯地獄』
ひまはりかわれかひまはりかわれか灼く 同
老鴬や泪たまれば啼きにけり 『ぶな』
みんな夢雪割草が咲いたのね 『向日葵』
白露や死んでゆく日も帯締めて 『白骨』
鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし 『白骨』
藤垂れてこの世のものの老婆佇つ 『ぶな』以後