百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

一点突破

2008-11-12 22:21:56 | 季節
会社をつくって三年半になるが、なかなか黒字にならない。いろいろな方々にお世話になり、早く、みなさんにお返しできる立場になりたいのだが・・・。
そんなことを思うと、最近、戦略とは何か?について考えることがよくある。
“戦略”とは、一般的には長期的視野、複合思考で特定の目標を達成するために力や資源を総合的に運用する技術・科学である(『ウィキペディア(Wikipedia)』より)、といわれている。戦略は計画化することではあるが、そこにはやはり大きな意思があり、その計画を一つひとつ具体的に達成していく中で、資源(ヒト・モノ・コト・情報)を上手にコントロールし、目指す大きな目標を達成することだと認識している。
目標は頭で立てるもの、夢は心で描くもの、“妄想”は体の内側から湧き上ってくるもの(「一番になる人」つんく著)とはよく言いえたもので、私の場合、まだまだ目標化が出来ていないのだろうか。
しかし、「この妄想も実現するためにはプロセスを細かく分解することが大切だ」(「一番になる人」つんく著)という。
大きな目標へのアプローチ手法として、全体を俯瞰した上でどういうステップを踏んでいくのかを具体的に計画化する方法と、一つひとつのステップを明確にして着実に目標に近づく方法がある。どちらかというと、前者を具体的に時系列にして、更に具体的な行動指標をつくることが先ずは大切なのかもしれない。その時にやはり最も大切なことは“一点突破”なのだろう。どう絞り込んで“一点突破”するか、私たち自身のことだがこれからがタノシミだ!!!

夜回り先生

2008-11-12 18:02:51 | Weblog
夜回り先生こと、水谷修先生の話を聴く機会に恵まれました。
本は読んだことはなかったのですが、一度講演は聴いてみたいと思っていたので、夕方仕事を早めに切り上げ、講演会場へ急ぎました。
先生は、一時間半、夜間学校の教諭になられた経緯や、現在取り組んでおられる内容、「眠らない子供たち」から「眠れない子供たち」に至るまで、まだまだ拡大している夜の世界の問題点について話されましたが、私にとっては、「安らぎある家庭」が現代社会に何故必要なのか、親は如何に子供と過ごすべきなのかについて話された気がしてなりませんでした。
○子供を褒めない家庭 ・・・そういえば叱る回数のほうが数倍多い!!
○子供の安らぐ場所にならない家庭 ・・・そういえば「出て行けッ!!」と子供を怒鳴ったことが・・アル。
○イライラした社会 ・・・仕事のイライラをあまり家庭に持ち込むタイプではないが、いつもニコニコ微笑んでいるかというとそうではない・・・
○責任を放棄した・・・「子供が出来れば、親になる!!」大きな間違い、努力して初めて親になれる!!(なーるほどッ)
○生きる意味が教えられない親 ・・・「僕の人生だから、僕が自らの手で命を断っても・・・」しっかり生きる意味が教えられる親は少ないのだろう・・
等々ひとつひとつが心にズキッズキッと心に響きました。
水谷先生、ありがとうございました。