司馬遼太郎は「街道をゆく」第1巻の冒頭の一節で、以下のように語りかける。
「近江というこのあわあわとした国名を口ずさむだけでもう、私には詩がはじまっているほど、この國が好きである。京や奈良がモダン墓地のようなコンクリートの風景にコチコチに固めらりつつあるいま、近江の國はなお、雨の日は雨のふるさとであり、粉雪の降る日は川や湖までが粉雪のふるさとであるよう、においをのこしている。」
司馬遼太郎が亡くなって、早いもので14年と2日を数える。
いつまでも司馬遼太郎の愛した近江の国であり続けたい。
写真は、沖島(琵琶湖で一番大きな島)でとれたワカサギを塩水に浸し軽く天日で乾燥したもの。・・・なんとも美味い。
「近江というこのあわあわとした国名を口ずさむだけでもう、私には詩がはじまっているほど、この國が好きである。京や奈良がモダン墓地のようなコンクリートの風景にコチコチに固めらりつつあるいま、近江の國はなお、雨の日は雨のふるさとであり、粉雪の降る日は川や湖までが粉雪のふるさとであるよう、においをのこしている。」
司馬遼太郎が亡くなって、早いもので14年と2日を数える。
いつまでも司馬遼太郎の愛した近江の国であり続けたい。
写真は、沖島(琵琶湖で一番大きな島)でとれたワカサギを塩水に浸し軽く天日で乾燥したもの。・・・なんとも美味い。