百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

うなぎ

2010-04-09 21:18:10 | 農業
うなぎの完全養殖に成功したという。
天然ウナギから採った卵の孵化には、1970年代にすでに成功していたが、人工的に孵化させたウナギを卵が産める親魚にまで成長させるには40年弱の歳月が必要だったという。
人工的に孵化させた稚魚はほとんどが雄だったりしたという。
そういえば、ヒラメや金魚では幼い頃に高水温で飼育することで遺伝的な雌が雄になるということを聞いたことがある。
以前は産卵場所はフィリピン海溝付近の海域とされたが、2006年2月、東京大学海洋研究所の塚本勝巳教授などが、ニホンウナギの産卵場所はグアム島やマリアナ諸島の西側沖であることをほぼ突き止めた。また冬に産卵するとされていた説は誤りで、現在は6~7月の新月の日に一斉に産卵するとされている。
日本中のうなぎがほぼ一箇所に集まってくる、産卵のために・・・何とも幻想的な風景だ。