百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

里山

2015-01-17 22:35:24 | Weblog
里山という言葉が『広辞苑』に登場するのは、1998年発行の第5版からであり、そこには「人里近くにあって人々の生活と結びついた山・森林」とある。
しかし里山という言葉自身は江戸時代『木曽山雑話(著:寺町兵右衛門)』に記されているようでその内容については『里山学のすすめ(著:丸山徳次&宮浦富保)』に詳細に書かれている。
里山からの恩恵を忘れて、街づくりに夢中になっている間に、里山は荒れ果て、持続可能な循環型の社会は私たちのもとから離れていった。
今一度、里山やムラを護る鎮守の杜等の存在価値を見つめ直し、自然豊かなムラづくりを再構築してみてはどうか?と私は思う。