カマキリの卵 「卵嚢」
毎年春になる前にハウスの中に入れるようにしている
だいたいひとつの「卵嚢」から200〜300程の孵化があると言われているが、その生存率は数%しかない。
自然界とはそういうもの、あらかじめリスクを踏まえ、たくさん生まれてくる。
人口減少をこの視点で考えてみると、生まれても死ぬリスクがなくなっているから、出産率の低下化を招いているとも言いかねない。
人類は山林から、草原に出て、リスクを伴うために二足歩行になったといわれているが、穀物を栽培することで一定の量の食糧の確保に成功し定住することになる。この定住によって動物にとって大切な“発情期”をなくしたといわれると、進化、進歩というよりも動物としての感覚をだんだん失ってきている事実にわれわれも眼を背けてはいけないのかもしれない。
毎年春になる前にハウスの中に入れるようにしている
だいたいひとつの「卵嚢」から200〜300程の孵化があると言われているが、その生存率は数%しかない。
自然界とはそういうもの、あらかじめリスクを踏まえ、たくさん生まれてくる。
人口減少をこの視点で考えてみると、生まれても死ぬリスクがなくなっているから、出産率の低下化を招いているとも言いかねない。
人類は山林から、草原に出て、リスクを伴うために二足歩行になったといわれているが、穀物を栽培することで一定の量の食糧の確保に成功し定住することになる。この定住によって動物にとって大切な“発情期”をなくしたといわれると、進化、進歩というよりも動物としての感覚をだんだん失ってきている事実にわれわれも眼を背けてはいけないのかもしれない。