百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

無水アンモニア

2013-04-20 23:45:53 | Weblog
テキサスの化学肥料工場で、爆発が起こった。
アメリカでは、窒素原料として、『無水アンモニア』をもちいることが多い。安価だが、結構危ないものなので販売時や保管には留意することが徹底されているという。
そもそも化学肥料は石油精製時の残り物であり、物によっては放射線を浴びているものまである。
少し工夫すると発火したり爆発する格好の素材もある。
日本でも戦後の高度成長期に、化学肥料が沢山投入され、農作物は一時期は良くできたが、土の劣化で思うに育たず、有機ではあるが産業界から排出されたゴミのような有機質の投下で農業全体がゴミ溜のような状態を経て、現在に至る。
安価でよく効くものは単純によさそうではあるが、やはり自然界はそんな単純なものではなくゆっくり様々なものと調和して(1人勝しない)いくものが望ましい、まして危険なものは出来るだけ避けたいものだ。

札を刷る

2013-04-19 23:14:36 | Weblog
村上春樹氏の新作増刷され、発売日7日目にして100万部を数えたという。あの大ヒット作『1Q84』でも10日かかったというのに。
出版社は、増刷が相次ぐと、まさに大蔵省になった気分になるという。
というのは、印刷するだけで全てがお金(紙幣という本、本という紙幣?!)になるからだ。どんどん刷って刷って刷りまくりたくなるようだが、読みをあやまると、今度は返品の山(書籍は一ヶ月間は返品可能なので)が待っている。
よく考えてみると、どんな商売でもどんどんつくって売れれば、ベストセラーの本と同様で、大蔵省の造幣局になることは可能だ。しかしそうはならないのは、なかなか万人が好むものはそう容易くあるわけでなく、製造のリスクだけは均等にあるということからか。
どんどん作らず、オーダーでつくって、在庫が常にない状態ならまだ良いのだろうが、やはり数が売れないと、安く作れないし儲けもしれている。

機能性食品

2013-04-18 23:11:36 | Weblog
機能性食品は、・プロバイオティクス・プレバイオティクス・バイオジェニックスに分類される。
プロバイオティクスは、腸内のバランスを整え、
プレバイオティクスは、大腸にすむ善玉菌をふやし、悪玉菌の増殖を抑え、
バイオジェニックスは、腸内の免疫を刺激したり、活性酸素を減らしたりする、
というそれぞれの特徴がある。

2013-04-18 00:18:40 | Weblog
豆の力。
大豆は、大、中、小、色も黄色、白、黒、緑、沢山の種類がある。
在来種も、全国各地にあり、それぞれその調理方法にも違いがある。
胡麻もほぼ全量輸入といわれているが、豆もほほ輸入に頼っている。
胡麻も大豆も日本の食にとって大切な役目を果たし、栄養価も高い。
…なのに、国内ではあまり栽培されない。
栽培しても輸入される価格に対抗できない。
百姓としては、栽培したくても市場価格との競争だと勝負にならない。
困ったもんだ。

すみれ

2013-04-16 22:24:11 | Weblog
ゲーテの『すみれ』

1本のすみれがひっそりと咲いていた
身をかがめ とても愛らしいすみれだった
そこへ羊飼いの娘がやってきた

軽やかな足取りで 歌をくちずさみながら
”ああ!”とすみれは思った
私がこの世で一番美しい花だったらよかったのに
ほんの少しの間でも あの娘に摘まれて 胸におしあてられて
ほんの少しの間 たった15分だけでもいいから・・

ああ、それなのに! 娘はやってきたが すみれには目もくれず
かわいそうなすみれを踏んでしまった
すみれはつぶれ息絶えたが それでもうれしかった
あの人に踏まれて死ぬんだから!と

哀れなすみれ・・
それは本当にかわいらしいすみれだった


windowfarms

2013-04-15 21:42:49 | Weblog
2009年、ブルックリンの小さなアパートの窓から始まった『windowfarm』は、いまや全世界に約40000人の登録ユーザーをもつ。
Windowfarms Projectの特徴は、クラウドソーシングとオープンソースソフトウェア開発に類似したWeb 2.0モデルによっていること。
人々は革新的な緑の考えをもたらすことができて、速く彼らを大衆化することができる。
「階層的な組織なしで組織化する」この能力が来たるべき数十年の間ウェブによってもたらされる我々の社会の根本的変動であると、クレイ・シャーキー(彼はWindowfarms Advisors委員会に所属)は主張する。
主催者ブリッタ・ライリーは、『R&D-I-Y(あなた自身それを研究して、開発します)』を唱えている。

納豆  その3

2013-04-14 23:30:37 | Weblog
大豆は、バランスの良いアミノ酸やイソフラボン、サポニン、ビタミン、ミネラルを持っていることで『畑のお肉』と呼ばれるが、納豆となることでビタミンB群やビタミンK2、ナットウキナーゼ等、タンパク質やビタミンが更にプラスされる。

2013-04-12 00:28:32 | Weblog
12日、村上春樹の新作が発刊される。
発売を深夜まで待っている人々がTVに映し出され、3年振りの新刊のタイトルは『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』だという・・・なんとも彼らしいタイトルだ。
来月、京大の記念ホールにて、河合隼雄財団主催の村上春樹の公開インタビュー『魂を観る、魂を書く』がある。
楽しみだ(でも応募者多数の場合は抽選なんだけど・・・)。

KINECT

2013-04-11 01:18:18 | Weblog
今、キネクト(Kinect)が、面白い(らしい)!
画像解析の技術は、日進月歩で、更にその価格は大変お手軽なものになりつつあるという。
確かに部屋全体を包む範囲を精緻に3Dモデル化する技術や医療研究等、その応用範囲は多方面にわたる。
近い将来農業関連でも、おそらく活用されるに違いない。