くりぃーむソ~ダ

気まぐれな日記だよ。

よもよも

2024-01-23 06:11:29 | Weblog

やれやれ。

燃えないゴミの収集日が迫ってきてて、

重い腰上げて貯まったゴミ一気に処分してやろうと思って整理してたら

大昔のスマホ5Sが出てきた。。

アプリなに入ってたっけって

余計な休憩しちゃったもんだから

結局作業はそこまでだったんだけど

もう何年放置してたかわからんけど

バッテリーなんかすっからで

小一時間充電時間かけてよく見てみたら

当時32Gしか容量ないのに十分足りてたんだよね。。

それにまずびっくりしたけど、

大きさもちょうどいいし、なんか捨てるには惜しくなっちゃって

使い道考えたんだけど

これも昔のポッドの代わりに音楽データ保存してプレーヤーにするしか思いつかんかった。。

自分リサイクルってのも、なんか妙な満足感があるわ。。

って、新しい機種が出るのは楽しみ。

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王様の扉(178)

2024-01-23 00:00:00 | 「王様の扉」

「大丈夫よ。すぐ来るわ」と、アレッタは持っていた扉を閉めると、脇に挟みながら、家の階段に向かって歩き始めた。「私が作った扉ですもの。待っている間、お茶でもどう? ポット君の入れてくれるお茶は、とってもおいしいんだから。――ねっ」

「はい、魔女様。すぐにおいしいお茶を入れて、お持ちします」

 と、うれしそうに言ったポットは一足早く、魔女の家の中に駆けこんでいった。
「お気遣い申し訳ありません。では、ごちそうになります」と、又三郎はお礼を言いながら、アレッタに続いて家の中に入っていった。
 又三郎は、玄関のドアを閉めながら、熱いお茶は猫舌で苦手なことを、いつアレッタに言えばいいか、困ったような表情を浮かべていた。

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王様の扉(177)

2024-01-23 00:00:00 | 「王様の扉」

「扉に鍵を掛けて壊してしまったから、外に出られなくなったのよ」と、アレッタはポットを見ながら言った。「でも、夢の扉の知恵も借りて、なんとか青騎士と一体になることで、あなた達の元に向かったの。いくら扉がやったこととはいえ、あなた達をここに連れてきてしまったのは、私のせいですもの」
 と、アレッタは壊れた扉を手にすると、鼻歌を歌うように呪文を唱えつつ、慣れた手つきで、パズルを解くように何度かやり直しながらも、王様の扉を元通りに組み立てた。

「そういえば、マジリック殿は、無事なんでしょうか」

 と、又三郎は扉を組み直しているアレッタに言った。
「もう、本当に困った魔法使いよね」と、アレッタは言った。「強い魔法で無理矢理に扉を修理してしまったものだから、目が覚めた扉にゾオンの人達を送ったのと同じ世界に飛ばされてしまったわ」
「こちらに、帰ってこられるんでしょうか」と、又三郎はアレッタに訊いた。
「大丈夫よ」と、アレッタは笑顔を見せて言った。「当の本人はまだ残っていたいでしょうけど、ここにいるみんなが扉で向こうに帰れば、同じ流れに引っ張られて、帰ってこなきゃならなくなるわ」
「よかった」と、又三郎はほっと胸をなで下ろした。

「――準備はいい」

 と、アレッタは組み立てた扉の後ろに立つと、小さな鍵穴に自分の指を差し入れた。
「それじゃ、扉を開けるわね――」

 スッ――。
 
 と、元どおりになった王様の扉が左右に開くと、涼しい風が勢いよく吹きつけてきた。 集まっていたジロー達は、アレッタの開いた扉に釘付けになっていた。

「――みなさんは、どちらへ?」

 はっとして目をまん丸にした又三郎は、目の前から一瞬で消え去ってしまったた人達の痕跡を探そうと、足下の地面を探していた。

「元の場所に帰っていったわ」

 と、アレッタはまだ明るい空を見上げながら、独り言のように言った。
「これで、私の任務も終了です」と、又三郎は言った。「後はマジリック殿が帰ってくるのを、待っているだけです」

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