養老公園・養老の滝開き式が7月1日行われた。養老の滝は、日本の滝百選で名高く、その湧水は菊水泉として名水百選にも選ばれている。今年は養老公園130周年にあたり多くの観光客が訪れていた。山伏姿の修験者の一行が法螺貝の笛を吹きながら滝に到着すると、式典が始まった。雅楽が奉納され、修験者が東西南北と天・地へ計6本の破魔矢を放ち、桧の葉を積んだ護摩壇に点火し、滝に感謝と訪れる人の祝福を祈願した。最後に、数発の花火が舞いあがり、養老霊水と笹酒130本ずつが人々に振るまわれた。
養老の風は水色滝開き 養老の清き酒飲み若返り 群青を真白に染める滝の壺
養老の滝は以前写友と津屋川の彼岸花を撮りに行った帰りに立ち寄ったきりです。紅葉には早かったようで、滝の流れをスロー、ハイスピードシャッターを使い分けて撮り、滝撮影にこだわった記憶があります。