先週、有志による「新緑の八ヶ岳方面撮影会」に参加した。写真が大大好きで、特に大判カメラをこよなく愛する同志たちである。今年は梅雨入りが早く、折しも台風が接近していたが、八ヶ岳南麓の野辺山高原付近に到着すると風雨も無く、穏やかな新緑の風景があふれていた。清里の川俣川には巨大な岩石が転がり、渓谷中で特に景観のよい「吐竜の滝」をじっくり撮影することができた。宿泊先のホテルは、小海線沿いの標高1380m付近にあり、JR線の標高最高地点である。また、野辺山は「星の里」でもある。翌日は、北八ヶ岳東麓の八千穂高原へ。日本一と謳われる白樺林の群生やカラマツ林の新緑が雨に濡れて鮮やかに映えていた。トウゴクミツバツツジも見頃で撮影ポイントは豊富であるが、次第に雨脚が強まり家路に就くことにした。発起人、参加者の皆さまに感謝したい。
<吐龍の滝>