青い鳥を常に求めて

人生の理想を追求する姿勢で何事にも当たりたい。

南国の知恵

2011-05-07 09:09:00 | Weblog
韓国料理と呼んでよいのか分かりませんが「ユッケ」の0111による中毒で犠牲はが4人も出て問題になっています。

韓国と距離が近いと思っていた私は食べてことも、聞いたことさえありませんでした。

気候風土の違いを甘く見た、若い経営者の不始末にしては大きな迷惑をかけています。

死者4人、現在入院社も含めて七十数名が中毒を起こしています。

如何に無謀な食物の扱いに怒りさえ覚えています。

元来、チェン店、フランチャイズ方式といったものが嫌いな私ですが、今度の危険も被害を広げたのはその欠点が現れたと見ています。

今朝、和つぃの南国のメルトモより知らせがありました。

端午の節句の食べ物として有名な粽についてです。

「こちらではチマキは聞きますが、アクマキと言うのをこの時期に家庭で造る様です。もち米を洗い藁灰などで灰汁に一晩浸し、それを竹の皮で容器を作り、漬け置いたもち米を入れ、灰汁の水溶液で長時間茹でる保存食とか? 黄な粉を塗したり 黒蜜を付けて食します。毎年ご近所さんから差し入れがあります。」

即ち、気温の高い南九州の食習慣ですが、あまりに見事な保存方法に敬意を表しました。

冷蔵技術が進み、人間が努力をしなくなった罰です。

間儲けのみに走り、手抜きがこの惨事を生みました。

生肉の流通を取り締まらなかった関係官庁の怠慢も同罪です。

保健所、警察まで総動員ですが、ことが起きた初めて動く、日本の古い役人根性が露出した事件と言って過言ではないと思います。