漫画家楳図かずおの住宅

景観を損なうとの訴訟になった。

隣と向側の住人が起こした訴訟のようである。

テレビで見ても珍しい彼らしい華やかなアカと白のコントラスト。反面、精神的な安定色のグリーンを廃している。

人それぞれの好みと感情はあるだろうが、中間色を好む日本人には強烈過ぎたのだろうか。

景観条例鳴る言葉は耳にしたことはあるのだが、高さや大きさ即ち、建坪率は法律で基準ができている。

色の使用についての決まりはどこにも存在しないという。

裁判はほとんどが法律に基づいて裁かれるのだが、成文化されない習慣や生活実態も加味されるものだと承知している。

法的には住民側に勝ち目はないように思われる。

しかし、見るだけで健康被害を理由にそしょうを起こす隣人にむしろ、異様さを感じるのは私がアーティストだからだろうか。

嘗て、千代田区にも似たような事件があったと思う。あれはどうなったのだろうか。

あそこは全体が真っ赤で、周囲から際だっていたと思う。

それに比べて今度の楳図邸は彼らしいほほえましい、楽しい雰囲気に見うるのは野次馬として見ているからだろうか。

米国の金融安定化法案下院で否決

日本で10年かかったバブルの後始末を2年で収束させるという米政府の決断を私は英断と判断した。

米国議会も修正は加えても、可決されるものと常識的に思われていた。

ところが、下院で否決。株価大暴落。これは世界の株式市場に影響するのは当然。

ヨーロッパの各国でも、銀行の国有化が続々と進んでいる。

それでも資金調達が困難になっている。

世界に大混乱を起こしている大本の米国議会が、対抗策として緊急を要する法案を否決した。

自己中心の大国意識がそうさせたのか。

ここ数日で、金融、株式市場の大恐慌に発展しないことを祈るばかりである。

反対ばかりする日本の野党と似た民主党と共和党の中にも反対票が多かったことは長時間かけての対策を望んでいるのだろうか。

イタリや村許認可担当員3人処罰

26日の私の日記で紹介した名古屋イタリや村閉鎖。

木造建築が許されないと開業して何年も過ぎて、指摘され、倒産に追い込まれた。

名古屋市は知りながら長年放置した許認可担当部長と部下二人に戒告、訓告の処罰がなされた。

指導して、木造から耐火構造に変更して、それ程経費は変わらない。

ようやく来場者も増えてきたところで、建築基準法違反としてき、改築を言い渡された。

代わりの経営者も出たときであり、担当者の無責任は当然大きかった。

この程度の処罰で済むことではない。

我が家の新築の折り、当市の完成検査の担当者に救われたことがある。

奥深い下水の配管に問題があった。それを指摘して、業者にやり直しを命じてくれた。

バブルの多忙期で、完全な手抜き工事だった。

お陰で18年何の異常もなく住んでいる。

役所の仕事を完全にすることがいかに大切かを知り、今尚、感謝している。

相合い傘

孫の小学校は先週の土曜日に運動会だったから、その代わり今日が休日である。

娘もそれに併せてパートを休んだ。その必要は無いのだが、子供は口実。

子供中心と言えば聞こえはよいが、土曜日運動会が終わると、その足で婿の母親を連れて保養に。

父親のも加入している施設を安価に利用できる。一人2000円程度だから値打ちである。

弟の家族と全員9人だから大勢の旅行となった。入院中で時に気晴らしの親孝行である。

今日はその疲れも遭ったのだろう。昼にイタリや料理が食べたいという孫と娘を連れて四人で久々の昼食である。

目的の人気の店は満員で1時間待ち。幼稚園から弟の帰りの心配もあり、別の店へ。

孫は子供用のパスタセット。大人はピサ゜とパスタのセット2人前で大人三人。

それでも食べきれない。我々が小食だからだが、今朝、三週間ぶりの診療所診察で血糖値が148と高いから、デザート、ケーキのプラス分は遠慮した。

それでも久しぶりに孫娘は大喜びだった。

和食ではないこのような食事だと沢山食べるのに驚いた。

姉は母親似、弟は父親似のご飯党である。

三時半の幼稚園バスの出迎えは頭痛で娘は行かれず私が代わる。

疲れると偏頭痛の常習が娘である。

向の女の子の母親が子供の傘を忘れて走って出てきた。客が会ったらしい。

土地を購入して、新築の家のセールスが次々と来るという。

こちらの孫とあちらの子が一つ傘で玄関まで送り届ける。

可愛い相合い傘にほほえんで携帯で写真を撮った。

傘は自分の小さな傘で友達を入れるので、大人用の私の傘と交換した。

防衛大臣が農水大臣

畑違いと思う人が多かったと思う。論客でなかなかの人物である。

農水省の組織そのものが腐っている。根本から改革すると豪語している。

大いに賛成だ。農水省だけではない。全省庁で同じことをして欲しい。

それが行政改革だと国民は信じていた。

名目はそれだが、郵政だけ民営化したのが小泉首相である。

首相がその気になればと期待したが、竹中経済大臣と緊縮政策で、不況を一層深刻なものにしてしまった。

行政改革は一つとして成功しなかった。

討ち死に下のが外務省の腐敗を暴露した田中真紀子氏であり、防衛庁の腐敗を追求した小池百合子氏であるが、功を讃えるどころか解任させられた。

政治が官僚に負けたのだ。

石破大臣が言う、省内若者と外部からの関係者すべての力で浄化したいという意気込みに期待したい。

これに対処するには与党、野党を問わず
力を合わせて改革することである。