ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

東京タワー50年

2008-12-27 10:42:21 | 独り言
昭和は遠くなりにけり・・・・昭和33年のこと

東京タワーは昭和33年12月23日に開業した。映画「ALL WAYS・ 夕日の三丁目」でも建設中の東京タワーが、日本が高度経済成長へ向うシンボルとして効果的に描かれていた。この昭和33年は小生にとっても多くの記憶に残る出来事があった。早いもので50年が経ってしまっている。

この年には12月に1万円札が初めて世に出ている。図柄は聖徳太子の肖像で昭和59年に福澤諭吉の肖像に変わるまで続いている。しかしこの年頃の私などが1万円札を持つのは夢のまた夢のことだった。なにしろ百円札が大いに幅を効かせていた時代である。

そしてこの年の4月には、ミスターこと長嶋茂雄選手がデビューした。国鉄Sの金田投手に4打席4三振の散々なデビュー戦をTVで観戦している。しかしシーズンを終わってみたら、本塁打王、打点王、新人王にも輝いている。やはり並みの打者ではなかった。

大相撲では初代の若乃花が横綱に昇進して、世に言う栃若時代が始まった。その人気に支えられ、年6場所制になったのもこの年だった。その後に柏鵬時代と続き、郷里の山形から出た柏戸と大鵬の凌ぎあいが見ものであった。

食品では先にも書いたことのある、日清食品の「チキンラーメン」が初めて発売されている。さらに東京・伊勢丹がバレンタイン用のチヨコを初めて発売したのもこの年だった。以後のカップラーメンの発展や、チョコを贈る風習がすっかり定着して、こちらも50年が経過したことになる。

東京タワーは当時の世界最高の高さだった、パリのエッフル塔を超える、333Mの電波塔と観光用のタワーとして建設された。数年の内に電波塔としての役割は新東京タワーに譲るが、50年間東京のシンボル的役割を果たしてきたことには間違いがない。

東京タワーのHP

http://www.tokyotower.co.jp/333/
コメント (8)
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