ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

貴乃花親方の逆転当選

2010-02-02 10:18:08 | スポーツ一般
 相撲協会の理事選挙で、劣勢を伝えられた貴乃花親方が当選した。報道で見る限りでは開かれた選挙を演出していたが(これまでの投票では誰が誰に投票したか立会人に分かる方式だったと言うから恐れ入る)、その成果もあったのか、一門の締め付けからの離脱者が3名も出て貴乃花親方に投票したことになる。

 相撲協会はとかく閉鎖的であり、利権を守るのに五つの系列(いわゆる一門)が結束を固めている。今回の選挙では旧来の仕来たりに小さな穴を開けたことになる。会見した首脳陣の多くが渋面を崩さなかったことでも、そのショックのほどが伝わってくる。今後は貴乃花親方は四面楚歌の中での戦いが続くが、旧来の協会の在り方に批判的な親方衆もいたことになる。その人達の意向も踏まえて相撲協会の改革の火の手を上げて欲しいものである。

 そんなことを考えていたら、小沢幹事長の政治資金問題を思い浮かべた。東京特捜部の2回目の事情聴取があったと公表したが、特筆される政治資金の豊富さと、多数の不動産購入の不可思議な行動。それに対する民主党内の沈黙ぶりが気になった。この問題では元秘書の現職の衆議院議員が逮捕されている。それらについても擁護の姿勢を崩さない、民主党員達の目覚める日は来るのだろうか?
コメント (8)
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