ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

スポーツ文化を支援する為に

2010-02-27 17:41:03 | 独り言
 鳴物入りで迎えた冬季五輪バンクーバー大会、おおよその競技が終了しているが。残念ながら成果はと見るとメダルは銀2銅2と非常に淋しい限りである。おとなりの韓国や中国勢の活躍を見るたびに、何故我が国の選手達は?と疑問に思ってしまう。

 夏の五輪でもそうであるが、華々しく選手や役員が派遣されながら、世界の競技レベルに伍して戦える選手層のレベルが低すぎることが挙げられると思う。

 原因のひとつには、国威の高揚のためのスポーツ文化を育成する気運が我が国には少ないのではないだろうか。国レベルで、あるいは企業サイドでの支援がもっと顕著でなければならないと思う。事業仕分けにみる政治家のスポーツ文化への意識の低さ、さらに不況の名の元にスポーツ支援から手を引く企業の多くには、もっともっとスポーツ文化のもたらす効果を認識してもらう必要があると思う。

 もうひとつには、スポーツ団体における育成費の活用の問題があると思われる。今回のバンクーバーへの派遣だけでなく、これまでの五輪大会でも、スポーツ団体は多くの役員達を派遣している。その為に日常の選手育成と、大会等への選手層やコーチ陣の派遣に支障を来していると指摘されている。

 多くの国々にはスポーツ担当大臣を任命して、国のレベルでスポーツの振興を図っている。どうも今の我が国には、世界に伍していくだけの元気が見当たらないと思う。現在、夏の五輪大会やサッカーW杯を国内開催する為の誘致の準備が進んでいる。是非、スポーツ文化の育成の為に国の予算をさらに割いてでも、国を挙げて取組んで欲しいと思う。

 


コメント (4)
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