ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

支持率と不支持率

2010-02-09 10:46:25 | ニュース 
 最近の民主党の政局についての世論調査の結果が発表されている。華々しく政権交代を訴えて政権の表舞台に立った民主党だが、ここにきて政治資金問題で泥沼のなかに漂っている感じさえする。

 読売新聞と朝日新聞の調査では、何と政権の座について6ヶ月で民主党政権を支持しない層が上回ってしまった。しかし支持率は40%台を保っている。もう40%台に落ちたかと見るのか、まだ40台もあるぞと見るのか、民主党は後者と見ているようである。しかし下表の結果では必ずしも民主党の現状を是認していない層が増えている。

   読売新聞                 朝日新聞

       

 さらに今回の小沢幹事長の資金問題で逮捕された秘書達3人は起訴されたが、本人は不起訴となったことから、民主党内からは安堵の声が聞こえてくる。しかし国民は釈然としていない。何と読売で74%、朝日で68%、毎日で69%、共同通信でも72%が小沢幹事長は辞任すべきと出ている。

 特に鳩山総理は野党時代に「秘書の罪は議員の責任」と言い与党の議員を辞任に追い込んだ経緯がある。昨今の報道では小沢幹事長の続投を是認し、逮捕起訴された自党の議員については、議員になる前の事件であるから不問とするらしい。今回は民主党も秘書の問題だからと言い逃れすることに決めたようだ。

 国会では総理は自身と小沢幹事長の政治資金問題で立ち往生する場面が多い。しかし政権交代を果たしたのだからを旗印に強行突破の方針を決めたようだ。さらに厄介なのは民主党内にも危機感を持つ声が燻ぶっていると思われることである。今こそ総理自身がリーダーシップを発揮して党内の体制を組み直さなければ、国民の大きなしっぺ返しがあるのではないだろうか?。




  

 



コメント (6)
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