日本たばこ産業(JT)の調査によると、2010年の喫煙率は前年より1ポイント下がって23.9%となったと報じられている。これで15年連続で過去最低を更新したらしい。
これには禁煙場所の増加や10月からの値上げ前にやめる人もいるのが原因と見られる。男女別では男性が前年比2.3ポイント減の36.6%。女性では0.2%増の12.1%。喫煙者の推計値は男性が1840万、女性が655万である。
JTは「喫煙の規制強化や高齢化もあって、今後も現象傾向が続く」と見ているそうである。たばこは10月1日以降には過去最大の値上げが決まっており、JTの販売量は値上げ後の1年間で25%程度減少し、喫煙者の減少は加速しそうである。
朝日新聞「私の視点」で国立ガンセンター中央病院の金子先生が、臨床医の立場から喫煙は単なる習慣でなく、厚労省も認める、れっきとしたニコチン中毒という「病気」だと断定している。日本人の死亡原因の第一位はがん。そのうち一番多いのが肺がんで年間7万人が亡くなっていて、そのうちの70%は喫煙者であると警告する。
さらに喫煙者の約70%は禁煙を試みながら、大半は失敗に終わっている。ニコチンの影響がそれほど強いと言はれる。個人だけの意思では禁煙が難しいが、ニコチンガムやパッチは薬局で買える。さらに健康保険でも禁煙補助薬が処方できる禁煙外来も増えている。
JTもたばこの包装紙に明記しているように、喫煙は本人の肺がんや心筋梗塞の原因になると販売者も認めている。有害とわかって続けるのは自傷行為に等しいと、金子先生は喫煙者の自覚を促している。
小生も受動喫煙を回避したい立場から、喫煙者の減少を強く望んでいるのである。
これには禁煙場所の増加や10月からの値上げ前にやめる人もいるのが原因と見られる。男女別では男性が前年比2.3ポイント減の36.6%。女性では0.2%増の12.1%。喫煙者の推計値は男性が1840万、女性が655万である。
JTは「喫煙の規制強化や高齢化もあって、今後も現象傾向が続く」と見ているそうである。たばこは10月1日以降には過去最大の値上げが決まっており、JTの販売量は値上げ後の1年間で25%程度減少し、喫煙者の減少は加速しそうである。
朝日新聞「私の視点」で国立ガンセンター中央病院の金子先生が、臨床医の立場から喫煙は単なる習慣でなく、厚労省も認める、れっきとしたニコチン中毒という「病気」だと断定している。日本人の死亡原因の第一位はがん。そのうち一番多いのが肺がんで年間7万人が亡くなっていて、そのうちの70%は喫煙者であると警告する。
さらに喫煙者の約70%は禁煙を試みながら、大半は失敗に終わっている。ニコチンの影響がそれほど強いと言はれる。個人だけの意思では禁煙が難しいが、ニコチンガムやパッチは薬局で買える。さらに健康保険でも禁煙補助薬が処方できる禁煙外来も増えている。
JTもたばこの包装紙に明記しているように、喫煙は本人の肺がんや心筋梗塞の原因になると販売者も認めている。有害とわかって続けるのは自傷行為に等しいと、金子先生は喫煙者の自覚を促している。
小生も受動喫煙を回避したい立場から、喫煙者の減少を強く望んでいるのである。