成田高・力尽きる

　高校野球の甲子園大会、今日は準決勝２試合があった。第一試合で沖縄の興南高校が、地元兵庫県の報徳高校に競り勝った。

　第二試合の関東勢同士の戦いは、神奈川県の東海大相模高が、我が千葉県代表の成田高校を圧倒して勝利している。期待した成田高校の中川投手が力尽きた感じであった。

　これで明日の決勝戦は春の選抜大会との連覇が掛かる、興南高校と東海大相模高校との優勝争いになる。４０００余校を超す全国の参加高校中、一度も負けない優勝高校はどちらになるだろうか。

　明日の熱い戦いが楽しみである。

民主党の迷走ぶり

　昨日のニュースは鳩山前総理が開催した軽井沢研修会に尽きる。その後の懇親会に小沢前幹事長が顔を見せたことから多くの憶測を呼んでいる。

　９月に迫った民主党代表選出選挙に、現総理の対抗馬を擁立する動きが、この研修会の狙いではとの見方がある。しかし一方では鳩山前総理が、訪問した中国で挙党一致で現内閣を支持する発言もしている。

　そのなかでこれまで沈黙を守ってきた、小沢前幹事長の動きが注目されてきた。どうも報道を見る限り、小沢待望論が党内には多くにあるようである。

　鳩山前総理は、総理辞任の際に今期限りで政界引退を公言していた。しかし昨日の言動を見る限り、あるいは外交面での最近の動きを見るかぎり、やはり前言を翻して、影響力を行使しようとしているようだ。（あるいは小沢グループの支持で返り咲きを狙っている？）。

　現代表の交代論の中心は、いまや多くが実現不可能となっている、政権交代時のマニフェストの遵守である。さらに消費税論議が参議院選の敗北に直結したとの見方だろうと思う。

　しかし国民の多くは、政権交代を果たした民主党への支持は変わっていない。それならば民主党自身が、現実に即した政策に転換し、果敢に消費税論議にも党内をあげて取組むべきだと思う。

　たった３ヶ月で、自ら選んだ代表の交代等々を論議する政局でないことを民主党員は自覚すべきではないだろうか。