ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

若きママさんの嘆き

2011-03-04 20:55:35 | 独り言
 今日2つ目の新聞ネタから。投書欄でバスから強制的に下車させられた、若いママさんのこんな嘆き節を読んだ。

 2歳と4歳の子どもを連れてベビーカーと共に、スーパーで買った2つの買い物袋を持って都バスに乗車しようとした。そうしたら運転手から「ベビーカーは畳んで下さい」と言われた。子どもが小さいので「ベビーカーに乗せたままにしたい」と言ったら「これから混んでくるのでとにかくベビーカーは畳んで下さい」と運転手は言ったらしい。それなら乗るのを手伝って下さいと頼んだら、それは個人でやりなさいと運転手はつれない。

 しかたがないのでベビーカーを畳んで、子どもも立たせたまま乗車したら、動いた拍子に手をつなげない小さな子供が横転した。そこで「やはりベビーカーに乗せたい」と言ったが、やはりベビーカーでの乗車は出来ないと言われた。今度は降りるのが大変で、「急ぐんだ。早く出せ」と言う声も聞こえてくる。ついには男性客から「あんたは迷惑だ」と言われて、次のバス停で無理やり下車させられた。

 この投書を読んで小生は2つのことを考えた。バスも夕方の混んでくる時間だったらしいので、若いママさんは本来は、この時間でない時の乗車を配慮する必要があったではないだろうか。やはり混んでくる時間帯にはベビーカーは車いす対応のスペースがないバスでは乗車が難しい。

 しかしどうしてもその時間でないと利用できなかった事情も考えられる。そこで同じバスに乗り合わせた人たちが、何らか手を貸して上げることが出来なかったかと言うことである。子どもの好きな小生が乗り合わせたら、子どもを座らせたり荷物を持ってやることが出来たと思う。若いママさが嘆くようにこの時代、お互いに配慮しあう世の中であって欲しいと思った。
 
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幸福と消費の関係

2011-03-04 12:06:46 | 独り言
 匿名の経済人、学者などが執筆されているコラムにこんな記事があった。消費支出と幸福とはどんな関係にあるのか、2005年の主な国の家計消費支出データーから、いくつかのグループに分けられるらしい。

 一つ目は、食料、飲料費が大きな割合を占める国である。もちろん1人あたりの消費支出額が小さいため、食費の割合が高くなるのは、アフリカ諸国やインドなどが該当するらしい。

 二つ目は、医療・保険費の割合が高い国はアメリカである。消費に占める割合が20%近くになるらしい。一部の保険加入者以外は、高額な医療費を払うか、支払いが出来ずに十分な医療サービスが受けられない状況にある。最近のオバマ政権が医療制度の改革に力を入れているのは、その辺の解決策を模索しているようだ。

 三つ目は、韓国に代表される教育費の割合が高い国である。学歴次第で人生が決まると語る韓国人もいるが、少子化の国々のなかでも、韓国の教育費の多さは際立っている。最近の米国や欧州への留学への多さでもそれを裏付けられるらしい。

 四つ目は、娯楽・文化費の割合が高い国である。イギリスが代表格で、カナダ、スウェーデンなど幸福度ランキング上位国に加え、日本などもこのグループに入る。娯楽・文化を優先的に考え、人生を楽しむ風土にあると言う。

 五つ目は、居住・光熱費の割合が高い国である。フランスやドイツに加えて、カナダ、スウェーデン、日本も重複してこのグループに入る。大都市に人口が集中し住居費が高騰している一方、ゆったりと過ごすために住居には費用をかけて構わないという生活スタイルである。

 では我が家での支出のバランスとはと見てみると、食費の割合が結構高い様である。年金生活者であるだけに、収入が限られていることも大きな要因であろう。その他では五つ目の居住・光熱費の割合も結構高い割合になっていると思われる。幸福度は消費の傾向からだけでは測れないが、消費のバランスが人々の幸福とは何かと問いかけている様である。
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