特訓

　春休み中の孫のＤａｉｋｉが、４日間ほど我が家に滞留して、昨日、迎えにきた母親と一緒に自宅に帰って行った。孫には全く甘いじいじとばあばの家ではゆっくりと羽を伸ばせるらしい。

　都心ではなかなかチャンスがない、大型のショッピングセンターのゲームセンターで遊ぶのが楽しみのひとつである。その後にフードコートで好きな食べ物を食べて、本屋をのぞき、レンタル店でアニメ漫画を借り出す。夕食も大型の回転寿司屋や大好きなラーメン店で、育ち盛りの食欲を遺憾なく発揮する。

　また小生のパソコンを器用に操り、これも大好きなミスチルの歌を繰り返し聞いている。それに飽きると野球ゲームに挑戦だ。夜はナイターを一緒に見ているが、驚くほどプロ野球にも精通していて驚かせる。

　一冊の本を見せて呉れたが、６年間通学した区内の小学校から一人だけ選抜された孫の作文が、区の国語教育研究会の冊子に掲載されている。カミさんが作文を読んで良く書けているわと涙が出るほど嬉しいと喜んだのでした。

　そして６日に入学式を迎える、私立の中高一貫校の制服にはネクタイを締める必要がある。そこでじいじにネクタイの締め方を教わりたいと言う。左効きの孫にはいささか手古摺ったが、何度か締め方の見本を見せて特訓をした。自宅に帰った孫は、早速制服を試着してネクタイも上手く絞められたと報告があった。良かった、良かったぞ。