ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

TVドラマ「大岡越前」

2013-04-15 20:15:12 | TV DVD
 NHKBSプレミアムで放映されている時代劇ドラマ「大岡越前」が面白い。既に民放放送で人気を博したドラマを下敷きにしているのだが、ただこの時代劇の主人公には「東山紀之」が颯爽と出演しているのが目新しい。現在では最も侍姿が似合う役者ではないかと思っている。土曜日の放映なのだがこの時間はどうしても他の番組を見てしまう。勢い第2話と第3話は録画にしてあり、昨日の日曜日にようやく鑑賞したのでした。

 第2話では、紀州藩の部屋住みだった徳川吉宗が、紀州藩主を経て8代将軍に就任するのだが、生来の奔放な性格から江戸城を抜け出し、江戸の街で偶然に知り合った長屋住まいの職人親娘と知り合うことから始まる。職人の妻は長患いの上で死去しているが、その療養費用を捻出のために高利貸しからの10両の借金に苦しんでいる。それを見た吉宗は職人に10両を手渡し借金返済を図らせる。しかしこれが逆に最近発生の殺人、強奪事件の犯人として奉行所に逮捕されてしまう。そこで南街奉行の「大岡越前」が裁くことになるのだが、真犯人の探求と将軍としての行いが浅はかだったことを知らしめることになる。将軍が江戸の街を徘徊することの愚かしさを知った吉宗は、有名な目安箱の設置を決めることになる。

 第3話は、15年前に身籠りながら子どもを産むことが出来なかった職人の妻がそのショックから死ぬうとさえ思い詰めた、妻を見兼ねて職人は赤ちゃんを貰つてきて一緒に育てることにする。やがて職人に先立たれたが、母娘は実の親子の様に仲良く生活している。そこに娘の婚姻から50両の大金を渡されるが、母はせめてその金は実の両親にその金を渡そうと、15年前のことながら娘の実の親探しを奉行所に依頼する。貰われてきた時に身に着けていたお守りからから実の両親の所在が判明する。娘はどちらの親を選ぶのか、お奉行にその裁きが任される。育ての母と実の母、娘の両手を両方から引っ張らせる、これまで知られる大岡裁きだが、今回はまた粋な計らいをする。育ての母親を思い、また実の両親に思いを馳せる娘の心情に、正直、涙が溢れて止まらないイヤー困った。カミさんと違う部屋で見ていて、良かったよ!。( ^)o(^ )

 颯爽とした東山紀之の大岡越前である。TV画面から。

                


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする