ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

あっぱれ「DJポリス」

2013-06-07 18:24:36 | 独り言
 サッカー日本代表が、5大会連続5回目のW杯の出場を決めた夜。渋谷駅前には従前から興奮した群集が多数押し寄せ、大混乱を起こし負傷者も出る事などで知られていた。今回は警視庁がスクランブル交差点の斜め横断を禁止するなどして規制を図っている。これには伏線があり、昨年からあった首相官邸前の「脱原発デモ」である。参加者をいたずらに刺激することを避け、ソフト路線で参加者を誘導する路線を取ることにしたことを念頭に置いていたそうである。

 そして、この夜の渋谷駅前の交差点を規制する指揮車に登場した若い警察官は、従来の警察に見られないソフトな指揮ぶりで混乱を避けたことが評判になっている。「皆さんは12番目の選手です。チームワークをお願いします。駅の方に進んで下さい」「目の前にいるお巡りさんも、皆さんが憎くて怖い顔をしているわけではありません。心の中ではW杯出場を喜んでいるのです」。こんな話しかけに押し合いへし合いする人々に笑顔が広がった。そして、胴上げを始めた集団には「それはイエローカードです」と穏やかに注意。終電の時間が近付くと「皆さんは明日も仕事です。そろそろ帰りましょう」との呼びかけには群集もまばらになっていた。

 この指揮車の上の若い警察官の姿はネット上の動画にも流れて、たちまち「DJポリス」と呼ばれて「最高の仕事した」と評判になったそうである。昨年9月から「広報係」となり、イベントやデモなどで整然とした行動を呼びかけるのが仕事だと言う。「雑沓警備の方法としては、非常に斬新なこと」と識者も評価している。

 こんな記事を読んでいて警察も変わってきているのだと思いました。
コメント (4)
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