ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

やはり飛ぶボールに代わっていた

2013-06-12 11:28:41 | 野球
 今朝のニュースを見ていて驚いた。プロ野球の統一球が、昨年までの飛ばないボールに代わり、改良を加えられていたと報道されている。開幕当初から、今年はホームラン数が昨年までの1.6倍に増加している。ブランコ選手に代表される力のある外国人選手を始め、ホームランが量産された裏側には、飛ばないボールに改良を加えたことが裏にあったことになる。

 このボールの改良疑惑には、NPB(日本プロ野球機構)側は一切改良は加えていないと発言されていた。今年はバットの改良と選手の統一球対策があったから、ホームランが増加したと説明されていたのである。

 昨日の選手会とのNPB側の交渉の席上で、やはり今季の開幕後には改良されたボールが使用されていた事実。さらにメーカー側にも改良の事実は公表しない様に指示していたことも明らかにされた。このボールの改良はコミッショナー他、機構の一部の幹部しか知らなかったことも判明した。

 選手会側は、この事実は選手と球団とのインセプト契約にも影響する。さらには投手陣の打者に対する投球術にも影響する問題であり、これまで隠蔽してきた機構側の責任を追及する姿勢を見せている。球界の最高責任者であるコミッショナーの責任問題に発展する可能性も指摘されている。

 このボールの改良に対する対策を、球団側は早急に手を打つ必要があると思うのだが。
コメント (2)
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