口紅を薬指にとり、唇にそっとつける・・・。ハッとするほど、色っぽい仕草です。昔は、薬指のことを「紅差し指(べにざしゆび)」と呼んだのですが、薬指で口紅をつける習慣がなくなってしまった現在、死語になった感ががあります。
取り立てて使われることのない指なので、清潔であることから、薬を塗るのに使われたそうです。そこから「薬指」と呼ばれるようになりました。他に「無名指(名無し指)」という呼び名もあります。
存在感が薄くて、思うように動かし辛い指ですが、子ども達からは「おねえさんゆび」と呼ばれて、親しまれています。そして、エンゲージリングをはめるための、とっておきの指でもあります。不思議な魅力をもった指ですね。
一休さんのオリジナルですか?
私が子供の頃、母がこの絵の様に指で口紅を塗っていたのを思い出しました。
昔の女性は趣きが有った様に思いますが・・
一度薬指で付けてみたいと思います。うふふ♪