一休さん

夢づくり工房 一休

大津絵

2007-05-15 23:01:35 | 墨彩書画

このような大津絵を10点ばかり描いてみました。大津絵というのは、速書き筆太のいわゆる殴り書きした軽妙な筆勢のなかに、野趣と滑稽味を溢れさせ、時には世情をも風刺する街道に生まれた民画と言われています。

大津絵はすべて無銘品であり、浮世絵のような高価なものもありません。庶民用の安価な量産絵画です。「柱絵」という名が残っているように、持ち帰った大津絵は柱や襖、壁に貼られ、民衆信仰の対象としてや、道徳や情操などの心の糧として、人々はその前で手を合わせたと言われています。

今回の個展でも、これら大津絵を10点ばかり出展を予定しています。


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4 コメント

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変な質問ですみません (Ako)
2007-05-16 11:16:00
一休さんはこの大津絵を画集かなにかから
見てかかれるんですか?
それとも大津絵の雰囲気で
ご自分で考えて描かれるんですか?
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いろいろです (一休からAkoさんへ)
2007-05-16 11:59:55
いろんな人が昔から描いているので、自分流にアレンジします。原画はもっと荒っぽいと言うか、線もざっと、という感じで描かれています。その当時に生きていたらなあ、と思います。
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綺麗 (そらまめくん)
2007-05-16 13:48:50
「大津絵」初めて見ました(無知ですみません)庶民用というのに親近感が湧きますとても優しい絵で素敵ですピンクちゃん、黒板大喜び私もうれしい
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黒板に・・・ (一休からそらまめくんへ)
2007-05-16 18:07:08
黒板、使ってもらっていますか。また伺います。
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